Texts
夜の魚
陽暈
「皿男/電話の幽霊」他
十時に目が覚めて、居間に降りると電話が鳴る
生徒の母親は夫を亡くして久しい
私は一人でその建物を出た
校舎の前で知り合いの女に会ったので
私は家具のすべて運び出された何もない部屋に一人で
我ながらよく歩いたものだ
帰り道は川縁を歩く
葡萄の匂いがする。長い悲鳴が聞こえる
この部屋は二階にあり
休みだというのに暑い中をいつまでも
ほら、知ってるだろ
私の乗っている自転車がどこかおかしい
日記から
イキは盲目である
大きな軍艦
二人とも幽霊だと言うことに気がついた
私は倫敦のある大きな屋敷に召使いか雑用係として雇われていたが
「積極消費パック」
藤崎彩子はアルバイト先の古本屋の名を誰にも言わなかった
山梨の漁村