四六判

264ページ

定価¥1575

送料¥310

1762年 〈みことば〉について De Verbo
1769年 新教会教義サマリー Summaria Expositio

内容一部紹介

〈みことば〉について

〈みことば〉の文字上の意味の中に、〈みことば〉の神聖性が存在します。文字上の意味なくしては、霊的意味にある神聖性は存在しません。基礎のない家、空中閣のようです。または皮膚のない人体と同じで、体内のものが全部分散してしまいます。また人体にあるものは、、すべて腹膜、肋膜、皮膚につながっているように、霊的意味は、文字上の意味につながっています。文字上の意味がかけた霊的意味は、容器がかけた内容物、器のないぶどう酒のようです。

新教会教義サマリー

53.現代教会の教義には、多くの逆説が織り込まれていて、いずれも信じるべきだとされています。教義はただ記憶に入りますが、記憶の上層にある理性には入りません。理性の下層で鵜呑みにされているに過ぎません。

54.教会の指導者たちは、信仰への従順という名目で、理性を捕らえておくため、盲目的で暗黒でしかない信仰、〈知らざるがゆえに信じる〉という信仰こそ、本当の信仰だと力説していますが、これこそ逆説の筆頭に上がるものです。なぜなら信仰は、真理の信仰であり、真理は信仰の真理です。そして真理が信仰の真理であるためには、真理はそれなりの光の中にあり、真理と予想されなくてはなりません。そうでないなら、偽りを信じることになり兼ねません。



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