四六判

264ページ

定価¥1500

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1758年 白い馬 De Equo Albo 内的意味について
1759年 アタナシオス信条 De Athanasii Symbolo 信条の正当性と矛盾
1766年 仁愛の教義 De Charitate 隣人愛の意味

内容一部紹介

白い馬 16 〈みことば〉の特定の書について 〈みことば〉の書とは、すべて内的意味を含んでいる書のことです。内的意味を含んでいないものは、〈みことば〉ではありません。旧約聖書の中での〈みことば〉の書は次のとおりです。

 モーセ五書、ヨシュア記、士師記、サムエル記上下、列王記上下、ダビデの詩篇、預言書、イザヤ書、エレミヤ書、エレミヤの哀歌、エゼキエル書、ダニエル書、ホセア書、ヨエル書、アモス書、オバデヤ書、ヨナ書、ミカ書、ナホム書、ハバクク書、ゼパニヤ書、ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書。 新約聖書の中では、四福音書、すなわちマタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書、それから黙示録。その他は内的意味が含まれていません(10325)。ヨブ記には内的意味が含まれていますが、連綿としてではありません(3540、9942)。

アタナシオス信条・序文

1.主は、マタイによる福音書を通して、教会の終末の時機について語っておられますが、その〈みことば〉と説明については、小著『天界と地獄』1節を参照してください。

2.主は到来されています。そして天界と地獄、人の死後の〈いのち〉、〈みことば〉、最後の審判についての秘義を開き示されます。これが教会の教義名のです。そのすべてはラテン語で記され、この国のすべての大司教と司教、及び首長君主に送りましたが、依然として返答を受け取っていません。これは天界と教会に関する事柄が、彼らの心を動かしていない印です。その心を動かすことが、教会の目的なのですが、いずれにしても、彼らには教会は存在していません。なぜなら主が礼拝され、〈みことば〉が光の下で読まれていることころにこそ、教会が存在するからです。以上の小著の中に、真理を記した文脈がありますから、本書の末尾を参照してください。

3.神は一人です。〈みことば〉からは、同一の神が確認されます。父に等しい方は存在しません。同一の方です。  以下省略

仁愛の教義

第1節 仁愛の第一の教えは、主を仰ぎ、悪を罪として避けることである。
第2節 仁愛の第二の教えは、隣人に役立つことである。
第3節 自然的意味で、訳だ地の対象となる仁愛とは、同胞のこと、大小の社会のこと、祖国のこと、人類のことである。霊的な役立ちがあり、民事的役立ちがある。
第4節 隣人に対し役立ちを果たすには、その隣人の霊的善、それに由来する道徳的善、民事的・自然的善に従ってなされなければならない。こうして霊的な意味で愛すべき隣人とは、善であると言うことになる。
第5節 人は皆その隣人を、仁愛そのものの善に根ざして愛さなければならない。したがって、各人にとって、本人がどのような仁愛であるかによって、仁愛の性格が決まってくる。




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