四六判

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理の結合を表象する夫婦の結婚愛にあ

る。純潔な夫婦は、天界で永遠にいた

るまで結ばれ、一位の天使となって霊

的出産を行う。

２１４ �C　本当の結婚愛のうちにある人は、精神的結びつきとそれに伴う友情が増していくが、結婚愛のうちにない人は、精神的結びつきも友情も減っていく。

本当の結婚愛のうちにある人は、その精神的な結びつきがますます強くなります。これは結婚をとおして生じる霊魂と精神の結びつきについて扱った章、つまりもはや二人ではなく一つの肉であると言われた主の〈みことば〉のところで、説明いたしました（１５６〜１８１節参照）。

（２）　友情が愛に結びついていくと、以上の結びつきも強くなります。友情とは結婚愛の顔のようなもの、あるいは衣装のようなものです。つまり友情は衣装のように、愛をよそおうだけでなく、顔のように愛と一体化します。愛は友情に先立つものですが、これは性愛に先立つのと同じです。ただ性愛は結婚の誓いのあと消えていきますが、友情につながった愛は、誓いのあとにも残り、強化されます。また胸の奥まで入っていきますが、友情はその道案内になり、本当の結婚愛になるよう働きかけます。そのときこの愛はまた、友情までも結婚的友情にまでもっていきます。この結婚的友情は他のあらゆる愛に属する友情とちがって、完全円満です。