1. 社会主体の創設と近現代化 社会化としての主体化
2. 近現代化における社会的個人主体の創設
3. 近代化と「社会人」の発明及び開発 教育学的ディスコースの編制
4. 近代史としての「社会」主義思想史 近代主義＝社会主義
5. 産業革命思想と社会イデオロギーの誕生 社会思想の考古学
6. 社会という幻想領域を可能にする象徴および表象ゲーム
7. 現代の神・・・社会　象徴としての社会システム
8. 天界球的世界像と社界球的世界像 近代化のイコノロジー

社会（科）学の社会（科）学 社会（科）学批判

1. ザ・ソシアルの学？ 社会の学から社交の学へ
2. メタシステムとしての社会 「社会」表象のディスコース的編制
3. 社会秩序はいかにして不可能か 意味の政治学としての社会学とその解体構築
4. 社会史／社会思想史の再考 社会的な意味の表象文化史
5. 「世間論」の批判的再考 〈世間＝共同体〉論批判
6. 近現代化ディスコースとしての人文社会諸科学の生成
7. 社会的なものの脱中心化 社交的なものの多義的な視線へ
8. 「現前の社会」学批判 超社界の思考と理論へ向けて

メディアと（しての）社会 文化と社会の弁証法

1. マスメディアのディスコース 「社会」表象の生産及び再生産
2. ヴァーテュアル・リアリティとしての社会 社会は現実か虚構か
3. マス＝メディアとしての「社会」の台頭とハイパーリアリティ
4. ヴァーテュアル・リアリティと社交性のシミュラークル
5. 社会的現実とは何か 電子型メディアから社交的なものの本質を探る
6. 情報の秩序におけるディスコース生産と社会線
7. 情報実践の表象論からディスコース・プラクティスの権力論へ
8. 現代メディアとコミュニケーショナリズムの台頭
9. メディアへの意志／権力への意志 メディア編制と権力生産

社会線の表象分析 社会の視線、社会という目を観る

1. 家族表象のディスコースとその政治 幻想の共同体へのまなざし
2. 家族、ポリス、社会的なもの フーコー、ドゥルーズ、アレント、ドンズロ
3. インターネット評の言説線 相反する言説群の隠れた交点
4. 溶解する「生産と消費」の境界 労働過程の再構成
5. 企業パラダイムの表象転換
6. 機械工学と教育工学の接続における予期生産秩序
7. 社交性の逆説的生産 社交性の過剰とコミュニケーションの閉塞
8. 煽り立てるディスコースの社会 近代とその社会線
9. 病気のディスコース的生産 病理学的社会の表象体制
10. 象徴的な資本闘争の主戦場としての家庭と教育

世界表象の政治技術 主体、知、技術、権力

1. 世界システムの表象と権力関係の編制
2. 予期生産秩序と権力のメカニクス
3. 意味の象徴的闘争 象徴系の政治
4. 知＝技術をめぐる主体・身体・言語・歴史・社会の構成
5. 技術としての知／政治としての技術 工と政のまなざし
6. 意味と過剰の象徴的再生産 知の主体化における不足の生産
7. 権力意志の象徴的再生産 政治的理性の象徴的構築
8. 唯知論と唯神論 知とアイデンティティーの歴史
9. 対象化としての主体化 主体の志向性について
10. 聖と俗との二分法的解釈でなく 見えない宗教を見るために