番外編!
間借人氏の自然薯掘り奥義! (その参)
パート3
花殻・・・まず最初にこの見分け方が分からないと話になりません。
自然薯の花殻と良く似た物に『にが芋』の花殻が有ります、遠目には同じ様に見え、
間違い易いんですが、両者を比べるとその差は歴然としています。
円形板状になった自然薯の花殻に対し、にが芋はハート型の薄い板状をしています。
又、逆光になる様太陽の光を照た時、キラキラ光った感じになるのが自然薯で、光が
透けて見える方が『にが芋』です。
そして花殻同様間違え易いのが蔓です。
成長段階では、他の草木に蔓を巻き付かせ日当たりの良い方向へ伸びて行きますが、
木の枝等に『巻き付く方向』によって、区別する事が出来ます。
一番分かり易い方法は、親指を立てて棒状の物を握った時の親指の向きで判断します。
即ち『右手の場合が自然薯』で、蔓は時計まわりになり、にが芋の場合は、左手で
握った時の親指の向き、と覚えておくと便利です。
その他、枯れた蔓のつながり方で見分ける事も出来ます。
にが芋は、蔓が枯れた後も節の部分がしっかりしており、比較的つながった状態で
残っています。
一方自然薯の方は、蔓が枯れると節目毎バラバラになってしまいます。
又慣れてくると枯れた蔓の『節の形状』で、それが全体のどの部分か判る様になりま
す・・・奥義その四。
次回はその『節の形状』から解説します。
続きはこちら→『パート4』