ウィリアム・G・タプリー (William G. Tapply) の
ブレイディ・コイン・シリーズ

ブレイディ・コインは、ボストンの弁護士。主にお金持ちを顧客として法律顧問(遺言状の作成とか)をしているのに、何故か、いつも犯罪に巻き込まれる。タフぶらないけれど、困っている人(主として女性かな)をみると、ついつい力になってやろうとしてしまう、優柔不断ともいえる優しさが身上。良き友、良き仕事仲間、離婚して10年も経つのになんとなくいつかは元のさやに納まってくれたらいいなと思わせる元妻・二人の男の子(もう大学生になっちゃたけど)等、毎回お馴染みのメンバーとのやり取りも楽しい。味わい深いシリーズです。著者は、釣のライターもしていて、主人公もしょっちゅう釣に出かけます。釣仲間として、殆ど毎回名前が出てくるドク・アダムスとは、リック・ボイヤーによる小説の主人公です(後述)。作者同士が友人で、お互いに相手の主人公の名を友情出演させているなんて、何か、楽しいですよね。シリーズは、扶桑社から10冊以上出ています。
最近聞いたところでは、扶桑社は今後このシリーズの翻訳を中止したそうです。売れないのが理由らしいのですが、私は大好きだし、結構評価が高いシリーズなのに残念です。考え直してくれませんか、扶桑社さん。
チャリティ岬に死す (Death at the Charity's Point 1984)
呪われたブルー・エラー (The Dutch Blue Error 1984)
狙われた大リーガー (Follow the Sharks 1985)
悪魔の仕事 (Marine Corpse 1986)
ウィーラーからの電話 (Dead Meat 1987)
ウィンザー・ハーバーの醜聞 (The Vulgar Boatman 1987)
探偵レス・カーツの遺言 (A Void in Hearts 1988)
残酷な季節 (Dead Winter 1989)
守秘義務 (Client Privilege 1990)
ケープ・コッドの罠 (The Spotted Cats 1991)
哀しみの絆 (Tight Lines 1992)
(The Snake Eater 1993)
(The Seventh Enemy 1995)

HomeBooksBackNext


This page hosted by Get your own Free Home Page
  1