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ニューヨークの住宅状況はニューヨークの治安って?ですこしだけふれたけど今回はもうちょっと詳しく紹介してみようと思う。ニューヨークっていっても通勤、通学などに便利なマンハッタンのアパート、co-op(*)、コンドミニアム(condo)、brownstoneに需要が集中する。が、マンハッタンは日本の大都市とちがってめちゃ小さい!したがってマンハッタンをはじめ人気のあるニューヨークの地区の不動産は目玉が飛び出るほど高い。
Brownstone(NYCの一軒家と考えたら一番わかりやすいかな。レンガでできた19世紀後半から20世紀初期に建てられた物がほとんど)まるごとやと2百〜1千万ドル。(¥120=$1で2億円〜10億円くらいかな?)
Loftやコンドミニアムでbrownstoneの半分くらい。co-opやと6桁代(日本円で一億円以下)で買える。しかしニューヨークのcondo類(co-opも含めて)は毎月のmaintenance費が部屋の大きさや地域によって何百ドルから何千ドルいる。
「そんなごっつ高いもん買えへんわぁ」という方 + 「一生NYCで暮らしてられるかいっ!」という方々なんかは殆どアパートを借りますが、家賃もある程度のサイズのアパートだとものすご〜く高い。因みに1ベッドルームの家賃のニューヨーク市内全域での平均は一ヶ月で900ドル。全米の平均と比べると倍から3倍だそう。マンハッタンでまともな大きさのアパートとなると何百ドル単位では借りれません。それで学生や独身の若い社会人で元々ニューヨーク出身でない人はルームメートと一緒に住んでる場合が多いんでしょうな。
さて、そんなに住宅状況の非常に悪いニューヨークにも探せば救いの手はあります。「平等」にうるさいアメリカ、「貧乏な奴にも高級アパートに住まさしてくれっ!」っていう日本では考えられない願いまでかなっちゃうのです。(その為にはいっぱいリサーチせなアカンけどね。)
★ニューヨーク市が80年代の半ばに設立したプログラム「80-20」(ゴメン!正式な名前がわかりません)はアパートの20%の不動産を激安の家賃で貸し出す事によって市から要求される税金が軽くなるというもの。ロビン・ウィリアムズなんていう有名人もたくさん住んでる高級住宅街、Battery
Parkの高級アパート(ジム付き、庭付き、24時間ドアマン付き)ではstudioで$315、3ベッドルームで$599と田舎に住んでる人でもNYCに引っ越したくなるような激安価格で約43戸のアパートが貸し出されました。
★もう一つのプログラムは421Aといって「80-20」と同じ不動産所有者の減税が目的で始まったもの。しかし421Aは申込者の最高収入の枠が「80-20」よりも少々高いのでもっと沢山の人が応募できる。(といってもその規定の最高年収が$42,189の為やっぱり超貧乏でないと縁のない都合の悪いプログラム...
)421Aを通じて104戸のアパートを貸し出したのはあの心身ともに醜いドナルド・トランプ。こちらは西70丁目ともうすこし便利な地域の為少々高め。(っていっても2BRで$749!)両プログラム共、ニューヨーク市にお問い合わせを!
「賃貸は嫌や。私はNYCで骨を埋めるでぇ。」という方はcondoかbrownstoneを購入ってことになるんですが、このページの頭で言ったように30年ローンを組んでも手の届かないようなお値段しか見つからないのが現実。それが優々買えちゃう方は不動産家に行って高いコミッションを払って買っちゃって下さい。そうでない場合は...
@ 最近再開発されている地域で家を探してみる
今やブルックリン・ハイツ付近の家はマンハッタンと変わりない値段で売られていますが、運転するのが苦にならない人なんかはブルックリン、クイーンズの海に近い地域、そうでない人はハーレムの超美しい家が並ぶ140丁目付近(1ブロックごとに雰囲気も全然ちがうけど)や125丁目付近なんかやともっと奇麗で広い家がミッドタウンの約半額で買えます。郊外にいくとbrownstoneの他に田舎でよく見かけるアメリカの普通の「一軒家」も買えます。
A 不動産オークション
それでも何千万円もする物件は買えないという方にはニューヨーク市の不動産オークションをお薦めします。破産申告した人などから市が没収した不動産を買う事が出来ます。最近オークションにかけられた物件ではアッパー・イーストサイドのcondo(400フィート平方)が約67000ドルから、ハーレムの5階建てbrownstoneが約100,000ドルからオークションにかけられてました。あまり知られてない事と、中には修理、工事が必要な物件もあることから元の値からあまり上がらない事が殆どです。しかし落札者はその場でCertified
Checkで支払い+定められた頭金(オークションが始まる前から決まっている)を現金で支払わなければいけません。マンハッタン以外の地域の物件だとすごい安価でさばいちゃってます。(40000ドルとか)
こうしてみるとニューヨークに家を買って住むのもそう不可能じゃないように見えるんとちゃうかな。(ちゃうか?)
(注)このページで紹介している政府のプログラムは他の政府関連の企画等に同じく納税者のみ対象です。
* co-opとはcooperativeの略。値段が普通のcondoと比べると安いかわりに制約も出てくる。よくあるのが壁に釘を刺さない等。
このページは1999年に書いたものです。 |
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