Last Update 14 May 2000


NEC PC9821V16M7C2 Setup


1.OSのSetup (Windows 95 編)

はじめに

このページの内容は、メーカのサポートを正常には受けられない内容を含むことをご承知おき願います。
購入品であれば、当然にメーカの保証対象外の作業をすることにもなります。
また、OEM 品の Windows(R) については、Microsoft(R) でのサポートは実施しておりません。
OEM 供給先のハードウェアメーカのサポートととなっております。
ハードウェアメーカのなかには、ごく一般的と思われる増設であっても、純正の増設パーツの使用でない限り、保証対象外とするメーカもあるようです。
あくまで私個人の意志による、カスタマイズとその後の動作記録として参考にして下さい。
また、同様のことをなさる場合には、あくまで自己責任のとれる範囲ということを充分に了解したうえで実行されるようお願いいたします。


1−1.NEC PC9821V16M7C2 を購入時の状態にもどすには

メーカの製品を購入した場合は、本体に同梱されている、FD disk と CD-ROM で購入時の状態になります。

この CD-ROM を「リカバリィ CD」などと呼びます。

メーカによって PC/AT 互換機の場合には CD-ROM の内容が少し違う場合もあるようです。
ハードウェアの追加・変更がされている場合には、購入時の状態に戻した方が良いと思われます。
もちろん、インストールしたアプリは全て入れ直すことになります。
当然のことですが、A:\ の必要なデータはバックアップしておかないと全て消えます。
メモリィくらいは問題ないと思いますが・・・。

この機種の場合には、本体に同梱されている FD disk と CD-ROM を入れるだけで、自動的に出来ます。
NEC でこの機種専用にカスタマイズされていて、市販されている Windows 95 や PC/AT 互換機の CD-ROM とは、内容が随分違います。
しかしながら、購入時の状態を完全に復元できることは、良いことなのかどうなのか・・・、
使い始めて間がない頃であれば、便利なのかな? それとも、売り払う場合にいいのかな?(笑)

個人的には、NEC の 98ランチが好きではなかったのと、
IE4 PP1 を入れたときから Windows のエクスプローラでディスクの残量表示が出なくなるなどの不具合があり、(このときには心底 PC/AT 互換機にしておけば良かったと思いましたが)出来る限り MS の Windows 95 に近い状態を構築したかった。ということがあります。
PC/AT 互換機と共存するようになってからは、ドライブレターの違いで錯乱状態となり、PC/AT互換機と同じドライブレターの構成に出来ないかと Windows 95 の CD-ROM 内のテキスト文書を片っ端から読みあさっていたときに、オプション /at を使ってインストールをすると、起動ドライブを C:\ に出来ることを発見しました。

できるんだぁ〜♪

最初読んだときには、出来ることはわかったのですが、さていったいどうしたらいいの?  これが「悪夢」のはじまりでした。(笑)

もちろん、プリインストールされていたアプリやフォントなど、今でも使い続けているものも中にはあります。

私の場合には、初めからカスタマイズをしたかった。ということなのでしょうけれど・・・。(爆)


1−2.NEC PC9821V16M7C2 に Windows 95 を新規にインストールするまえに

セットアップ CD-ROM やセットアップファイルが無いとできないので、まず
インストールに使用するセットアップファイルを見つける。
ことでしょうね。

OEM 版には、OS が起動しているハードディスク上のフォルダ
A:\WINDOWS\OPSIONS\CABS\ ( PC/AT互換機は C:\WINDOWS\OPSIONS\CABS\ )
に Windows 95 の setup 用のファイルがあるのでこれをバックアップしておくのも良い方法です。
ただし、インストールに使う setup.exe というファイルが無い場合があるので、 無い場合には、これを使ったインストールは出来ません。
たいていは、問題なく使えるはずです。


というように *.cab というファイルがあれば、これがインストール用のファイルです。
同じフォルダに Setup.exe があるかも確認して下さい。

私が、使うのはこの NEC のリカバリィ CD の setup 用ファイルですね。
幸いにも、ハードディスクにコピーするために、全く同じ状態のものがあることを発見したのです。

「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」に「起動ディスク」タブ の項目の中に「ディスクの作成」と「システムディスクの作成」がある場合には、この「システムディスクの作成」から Windows 95 の全インストールディスク(NEC は 1.25Mb X 41枚)を作成することが出来る場合があります。
私の場合には、幸いにも?これを作成することが出来ました。
1.25Mb X 41枚というのは作るのも、入れるのも大変でしたけれど・・・。

起動ディスクを作成する。
「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」の「起動ディスク」は必ず用意してください。これがないと出来ません。
私の使用している NEC PC9821「起動ディスク」は、 こちら を参考にして下さい。

周辺・増設機器の必要なドライバ・ディスクを用意する。
インストールの途中であたふたしないように、必要なものはあらかじめ用意しておきましょう。


1−3.NEC PC9821V16M7C2 に Windows 95 を新規にインストールする

いくつかの方法が考えられますが、PC/AT 互換機とおなじ C:\ 起動となるセットアップの /at オプションを使うということで、初めて挑戦するという方でも出来る方法だけを紹介したいと思います。

FD で 1.25Mb X 41枚を使ってインストールする。
これは、時間と根気が必要です。途中でディスクを入れ替えたりさせられます。
是非一度おためし下さい。二度とは経験したくなくなります。・・・きっと。
何事も経験でしょうから・・・。(笑)

HDD にセットアップファイルをコピーしてインストールする。
DOS の CD-ROM ドライバがない場合や、ドライバの組み込み方法に不安がある方には、おすすめです。
使い慣れた Windows 95 環境での GUI 作業がメインになるので、初心者の方でも比較的にわかりやすい方法です。
インストールも HDD でのコピー作業になるので、6 倍速程度の CD-ROM で作業するのならこちらの方が早く出来ると思います。
インストール後、にもこのセットアップをした場合には、CD-ROM を使う手間が省けるのでメリットもあります。
ただし、インストールという作業は、MS-DOS を使わないとどうしてもできないことなので、最低限度の操作は必要です。

コピーするファイルは、Windows 95 のインストール・ディスクなら %CDROM%:\Win95 フォルダにある全てのファイルです。
あるいは、A:\WINDOWS\OPSIONS\CABS\ フォルダの全てのファイルです。
コピーする場所は、どこでもかまわないと思いますが、ここでは一応 OEM ということで、
コピー先は、そのドライブの \WINDOWS\OPTIONS\CABS と仮定します。
新たにインストールしたい HDD をスレーブにして、使っているマシンに接続して Win95 を起動します。
NEC PC9800 シリーズは、IDE で認識できる最大の容量は 4.3G の製品までです。


余談になりますが、このサイズまでであれば、メーカにもこだわることなく動作しました。
ただし、これは Pentium 搭載で、PCI スロットがある製品の場合ですので、これ以前・以降の製品ではわかりません。
最近では、メルコが、NEC PC9800 シリーズ専用の大容量 HDD を製品化しているようです。
しかしながら、私が使用している I・O DATA の Ultra ATA Bus Mastering Controller( UIDE-98 )への接続時の動作についてはまったく不明です。
NEC PC9800 シリーズの標準の IDE しかサポートしていない可能性があります。
現時点では、やはり Ultra ATA 33 程度のパフォーマンスは欲しいと思います。
私個人としては、NEC PC9800 シリーズの標準の IDE であれば、このマシンもきっともう使っていなかったと思います。
私が使用しているドライブは、ほとんどがバルク品と呼ばれるものです。
CPU の AMD K6-2 3D 333MHz は、メルコの HK6-MD300 を少しクロックアップして使っています。
この CPU は購入時の製品仕様では Windows NT ver.4.0 での動作保証はありませんでしたが、後述するようにインストールも正常に終了し、
添付されているサポートソフトを使うこともなく、現在まで正常と思われる範囲で、大変に快適に動作しています。
ついでですが、 IDE セカンダリィ・スレーブの CD-ROM Drive HITACHI CDR-8130 は、
Win9x ではセカンダリィ・マスターの CD-ROM Drive SONY CDU111-NE を取り外すと全く認識されなくなります。
WinNT では、同じ状態なのに、CD-ROM Drive HITACHI CDR-8130 は、全く認識されていません。何故?
NEC PC9821V16M7C2 の仕様なのでしょうか。OS の仕様なのでしょうか。


話を元に戻しましょう。HDD が購入したばかりでまっさらなときには、まず MS-DOS プロンプトで

MS-DOS の領域」を作成したら、再起動します。
再起動すると、ドライブとして認識されるので、 Windows 95 のマイコンピュータにドライブとして見えるようになりますが、
このときにはドライブはまだ MSDOS 互換モードになっています。
起動しているドライブ A:\ の後の方に「合計サイズ」と「空き領域」が未表示のドライブがあるはずです。
PC/AT 互換機には、2 種類の MS-DOS の領域作成方法があるのでこれによってドライブレターが変化するのですが、
NEC PC9800 シリーズは接続した順番でドライブレターがつけられていると思います。

Windows 95 からドライブの上で右クリックなどをしてこの領域情報が未表示のドライブをフォーマットします。

フォーマットが終了すると自動的にスキャンディスクが起動してきます。領域情報も表示されます。
まだほかにもフォーマットするドライブがあるのなら、キャンセルしてフォーマットをしてしまいます。
必要なすべてのドライブがフォーマットを完了したら、スキャンディスクをします。


再起動すると「最適なパフォーマンスが実現できるように設定されて」ドライブが使えるようになります。
CD-ROM や HDD から必要なファイルをコピーして下さい。

起動に必要なファイルは以下のとおり
上記のファイルは、今起動しているドライブ A: のものをコピーしてもかまいません。
あるいは、フォーマットをするときに、「起動専用」を選択すると上記のファイルが作成されます。

FD の起動ディスクには、
といった、たくさんのファイルが用意されていますが、このうちでセットアップに必要なものは用意されますので、必要ありません。


あとは・・・、CONFIG.SYS ファイルが必要になります。


セットアップ中にメモリィ不足にならないために、メモリィ・マネージャ EMM386.EXE なども組み込んでおくと良いかもしれません。
私の使用している NEC PC9821「起動ディスク」は、 こちら を参考にして下さい。
ディスクのフォーマットが、なんせ 1.25Mb なので容量としては、このくらいまでが限度だと思います。
HIMEM.SYS やメモリィ・マネージャ EMM386.EXE などを組み込む場合には以下のような記述をしたCONFIG.SYS ファイルが必要になります。

ファイルのコピーが完了したら、一度電源を切り、起動したい HDD をマスターにして接続します。
ここまでで、HDD の起動とインストールの準備は整いました。

いよいよセットアップです。
でも残念ながら、ここからは、MS-DOS の CUI 操作が続きます。
電源を入れたら、起動ディスクで起動して、
という表示になれば起動完了です。

つぎに、 と入力します。fdisk と /mbr の間は半角のスペースです。

これで、新しい HDD が起動できるようになりました。
「CTRL」「GRPH」「DEL」キーまたは「リセット」ボタンを押して再起動します。

HDD のアクセスランプが点滅しながら、

HDD が起動したら、先ほどファイルをコピーしたフォルダに移動します。



セットアップが起動して、インストールが始まります。
ここで /AT というのが、インストール終了後に起動するドライブが C:\ となるオプションになります。


セットアップが無事に終了して再起動すると、まるで PC/AT 互換機のようになっています。


(^_^)v できたぁ〜♪
Internet Exprorer 4.01 以上なら動作するかな? ネスケでは見えないなぁ このボタン


この NEC PC9821V16M7C2 の Windows 95 は、OSR1 つまり Windows 95 Version 4.00.950a なのですが、ネットワークを介してこのマシンが書き込んだときのファイル名( MS-DOS 名)が書き込み先のマシンにおいて、トラブルが多発したため現在は Windows 98 で稼働しています。
書き込み先は Windows 95 Version 4.00.950B でしたから、バージョンによる違いと思われます。
Windows 98 で使用するようになってからは、同様のトラブルは全く発生していません。

また、NEC PC9800 シリーズの AT オプションは Windows 98 にはありません。
したがって、Windows 98 から再インストールする場合には、従来通り起動ドライブは A:\ になります。
このマシンに再度同一の環境となる Windows 98 のインストールをする場合には、Windows 95 を AT オプションでインストールした後に、Windows 98 をインストールするという方法を実行するしかありません。
AT オプションでインストールされた Windows 95 を Windows 98 にアップグレード・インストールをする場合には、そのまま移行できます。


CD-ROM を使ってインストールする。
まあ、あたりまえの方法です。インストール CD があるのですから・・・。
インストールするドライブから起動するときに、DOS で CD-ROM が使えるようにドライバを組み込んでおく必要があります。
私の使用している NEC PC9821「起動ディスク」は、 こちら を参考にして下さい。

起動に必要なファイルは、


あとは、コマンドで以下のようにタイプすれば、

%CD-ROM%: ←ドライブ名で入力して下さい・・・ x: など
cd \win95
setup /at
セットアップが起動して、インストールが始まります。

と、まあこんなところでしょうか?

よりもっと上級な方法としては、XCOPY.EXE や XCOPY32.EXE なども使って、全てを MS-DOS で CD-ROM を使って HDD にセットアップファイルをコピーしてインストールする。あるいは、そういったものを全てひっくるめて自動化する。
など、考えればきりがありませんが、自分にあった方法で効率よく間違いのないセットアップが出来ればよいと思います。
そう何度も経験するものでもないと思いますので・・・。(苦笑)


1−4.NEC PC9821V16M7C2 の Boot Sector の回復方法

せっかく苦労して PC/AT 互換機とおなじ C:\ 起動となる /at オプションを使ってセットアップをしたのですが、何かの拍子に起動ディスクを使うはめになりました。(TДT)
起動ディスクは通常のものとファイル構成などは全く同じです。・・・ということは、そのまま使うとひょっとして A:\ 起動になる? そのとおりです。
起動ディスクを使った場合には、従来と全く同様で、起動しているドライブがあくまでも A:\ ドライブです。
これはこのとおりです。 では、システムファイルの転送・・・ PC/AT 互換機でよくやる sys c: というのは?
FD が A: なので sys b: ?
↑ とするとあららせっかくの C:\ 起動が・・・ A:\ 起動になってしまったようです。
なにやらファイルが見つかりませんといっています。これではまたはじめからやりなおし?
いえいえ、システムファイルの転送にオプションがあるのです。sys b: /at と入力してみてください。
これで無事に、 C:\ 起動するはずです。
Windows 95 と 98 どちらの場合でも、同様のオプションがあるようです。


2.OSのSetup (Windows NT 編)

ドライブ C:\ には、すでに Windows 95 がインストールされていますから、この場合には、Windows NT を 2 番目のパーティションにインストールする事で、ドライブ D:\ として起動させたいと思います。
理屈から言えば、AT オプションを使ってインストールをすれば、そのようになってくれるはずという想定で挑戦してみました。
Windows 95 から行う通常の Windows NT セットアップでは、AT オプションが使えないため、そのまま進めると Windows 95 はドライブ C:\ として起動しますが、Windows NT を起動するとドライブ B:\ になってしまいます。
これでは、このあとにつづくドライブが E:\ になったり C:\ になったりします。また、FD も先頭になったり、後ろの方にいったりと、ますます訳が分からなくなってしまいます。

2−1.NEC PC9821V16M7C2 に Windows NT を新規にインストールするまえに

Windows NT セットアップ フロッピー ディスクの作成をする。
Windows NT Workstation セットアップ フロッピー ディスクの作成方法は、
セットアップの AT オプションについては、「 C ドライブを起動ドライブとしてインストール」という見出しで、
AT オプションのセットアップ ディスクの内容の一部

セットアップの AT オプションでキーになるのは、WINNT.SIF ファイルかもしれません。


2−2.NEC PC9821V16M7C2 に Windows NT を AT オプションでセットアップする。

Windows NT の AT オプション セットアップの実行
AT オプションのセットアップは、最終的には、MS-DOS モードでの一連の作業として という順序でしか実行することが出来ませんでした。

AT オプションのセットアップ ディスクからセットアップを始めるためには、おそらく通常操作のファイルコピーが終了した時の再起動時に、
ここでセットアップが始まらないうちに中断して、 AT オプションのセットアップ ディスクでのセットアップをすればよいのかもしれません。
この方法については、未確認のためわかりません。今後の課題としておきます。

AT オプションでない普通のセットアップ ディスクでは、disk3 に DRIVEC.OPT ファイルを作成してセットアップを実行しても、
AT オプションが有効にならずに通常のセットアップになります。
WINNT.SIF ファイルの有無についての効果は、確認していません。これも今後の課題です。

Windows NT の 自動起動の解除
Windows NT のインストールが、無事に完了して起動するようになりましたが、このままでは Windows NT が自動起動に設定されているため、
先にインストールされている Windows 95 を使用することが出来ません。
電源を入れたときか、再起動時に Windows 95 の起動ディスクで起動します。


FDISK を終了して再起動すると、「固定ディスク起動メニュープログラム」の起動領域の選択表示が表示されるようになります。
しかし、このままでは先ほど Windows NT の領域を BOOT 「不可」に設定しているために、Windows 95 の領域しか選択できません。
自動起動の領域に Windows NT がマークされていると思いますので、これも解除しておきます。
再び、再起動を Windows 95 の起動ディスクでします。


FDISK を終了して再起動すると、「固定ディスク起動メニュープログラム」の起動領域の選択表示で、Windows 95 の領域か Windows NT の領域かを選択できるようになります。
PC/AT 互換機の OS Loader のようなタイマー設定はないので、手動で起動領域を選択します。


とりあえずのところ、特にこれといった不具合もなく、快適に動作しています。
Windows 98 での動作に比べて、こちらの方がはるかに操作感が向上しています。
CPU の AMD K6-2 も Win9x の測定値よりも WinNT での動作のほうが Hdbench の結果もはるかに上回っています。
起動も、早いです。
でも、NEC PC9800 シリーズの VGA ってどうするのでしょう?(汗)


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