GAGAからの返事*******************************************************************
GAGAIPKに対するご質問につきまして、ご説明いたします。
邦題「ミモラ〜心のままに」に関しては、各方面からさまざまなご意見をいただきま
した。もちろん皆様のおっしゃっているような他の日本語表記に関しても検討がなさ
れた上、決定したものです。ご理解いただければと思います。
ポスター及びチラシのビジュアルに関しましては、私どもの宣伝の方向性を示すもの
と思っていただいて構いません。作品について、様々な捕らえ方があると思います。
宣伝として何を打ち出すのかということに関しても同様です。ただ皆様のご意見は
今後の参考にさせていただければと思います。
「ミモラ〜心のままに」は日本で初めて全国公開されるインド映画となる予定です。
私どもとしましては、この素晴らしい作品を歪めるつもりは決してありません。素晴
らしい作品であるがために、より多くの日本の方に見ていただきたいと思うばかりで
す。
邦題やビジュアルに関しても、インド映画ファンの方、それ以外の方含め数多くの
モニター調査を経て、決めさせいていただいたものです。
今回、様々なご意見をいただき、この作品に対する注目度の高さ、期待の大きさを
再認識いたしました。今後も本作品、ひいてはインド映画を世に知らしめるために
邁進する気持ちでおりますので、よろしくお願いします。
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これを読んで、何を言っても無駄であることがわかりました。
あの題名、主演男優を塗りつぶすチラシ、もう一人の重要な役の男優を無視するチラシ、
どこかのウェブサイト丸写しの紹介文等が、彼らの宣伝の方向性を示すものということ
ですので、これ以上何を言っても私の意見などは全く関係ないでしょう。
モニター調査を経てきまったそうですし。ただ私の周りにはGAGAのこのような方向性を
賞賛する方がひとりもおりません。
私はただただ彼らの宣伝方法がおぞましいと感じるだけですが、私の意見などどうでも
いいことですね。
何も知らない一般モニターにうけるほうが売れるのかもしれないですね。
ただ茶化す気はないようなので、その点がわかっただけでも良かったと思います。
映画がヒットすることを祈るのみです。
全ては決定されているものの、まだいろいろな意見は参考にするということですので
なにか一言、GAGAの宣伝担当者に言っておくのもよいかと思います。
20010907
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上記のGAGAからのメールは、質問してきた人達の殆ど(全員といわないのは返事が
来ていない方もいるからです)に届いたようです。なかにはまるっきり同じメールが
時間をおいて2通も届いた方がいらっしゃいます。ただ機械的に出しただけで、各質問に
答えたわけではないようです。何通メールが来たのか存じませんが、同じメールが2通届く
などというのは、全く誠意が感じられません。
私は上記のメールが届いてすぐに次のようなメールを送りました。
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お返事ありがとうございます。
もう10日以上もなにもおとさたがないので、またインドセンターと同じように批判的な意見は
無視しているのかと思っておりましたところです。
いきさつはよくわかりました。
モニターをへて決定されたそうですが、日本人の一般感覚ではそうなのですね。
私の知り合いなど周辺には今回の題名、宣伝ポスター、それにどこかの
ウェブサイト丸写しの紹介文に関してポジティブな意見を持つ人がだれもおりませんので、
そこらへんの感覚は全く理解しがたいものとなっております。
根本的にHum Dil De Chuke Sanamに対するとらえ方が違うと認識致しました。
よくあるアジアをこばかにしたような風潮、たとえばインド映画にしてもムトゥのヒットにより、
すべてがあのノリでまとめられてしまい、せっかくの名作DDLJも「ラブゲット作戦」という
軽い小バカにした題名をつけられてしまい台無しになってしまいました。
HDDCSではそのようなことにならないんで欲しいんですよ。
あのチラシも不思議でなりません。
主演男優を黒く塗りつぶす感覚が私は恐ろしいです。もう一人の重要な俳優については
何の画像もないし。
海外のメール友達も唖然としています。
とにかく私には全く理解できないものとなっていますが、私の意見などどうでもいいこと。
なにも知らなければこういうものなんだと不思議に思わないでしょうからね。
まぁ一般日本人に受け入れられてヒットすることをお祈り致します。
映画自体は非常に良い作品だと思いますので。
茶化してバカにしたものにしないということがわかりましたので、それだけでも良かったと思います。
お願いですから 下手な小細工はしないで作品のありのままの素晴らしさを伝えてくださいね。
私のサイトでは私の思うところは書いておきました。
いただいた返答文も載せておこうと思います。
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これを出した数時間後にすぐGAGAから下記のような返事のメールがきました。
こんどは機械的にだしたわけではないようです。
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お世話になっております。
改めて、ご返事おくれましたこと申し訳ありませんでした。
また、ご返信ありがとうございます。
HP拝見しました。(いや、手厳しいですね、、。)
ただ、むしろ気づかせていただいたことの方が多く、勉強になりました。
そしてインドのスターのファンの多さや、その熱心なお気持ちを再認識しました。
この映画、いわゆる単館系の公開であれば「スタームービー」になりますが、
全国公開になった瞬間に、「ノンスタームービー」になってしまうという状況からは
逃れられないのが実情です。
モニターで評価の高かったポスターやチラシは、それを表すものだと思います。
我々としてはインド映画=「ムトゥ」のイメージを変える、美しく、クオリティの高い
内容を備えた映画というところ、いわゆる「作品全体」を、“まずは”出していくべ
きだと考えました。
決して男優さんを消すことが主眼ではないことをご理解ください。
ミモラ=インド映画=ムトゥ= 一度見れば十分。という意識を変えていかなければ、
ミモラのヒットにつながらないと考えております。
この作品を担当するにあたって、今までのインド映画の宣伝方法等をいろいろと
研究させていただきましたが、インドセンター・ギャガともに今までの宣伝は大事
にされていない。一回限りの商業ベースの宣伝であると思っており、「DDLJ」に
関してもおかしいと思います。なんとか「DDLJ」でできなかった、「インド映画の
素晴らしさ」を日本に伝えて欲しいとインドセンターから強く要望され、その期待
に答えるべくハリウッド映画と同等の扱いで、調査・実施をさせていただいてます。
インド映画の全国公開はGAGAにとってもインドセンターにとっても大きなチャレンジ
であり、リスクです。「ミモラ〜心のままに」はそれをかなえてくれるであろう、素
晴らしい作品だと思います。この作品をより多くの人々が見てくれることによって、次に
つづく作品が、東京の1館だけで公開というのではなく、日本中の映画ファンの方
にも見てもらえるようになるんだと思います。
このベースができて初めて「俳優・女優」をメインにした宣伝が可能になるのだと
思います。
この機会にインド映画に造詣の深い方のファンの皆様のご意見をうかがえることは、
我々にとって大きなチャンスだと思います。
今後、意見の相違もあるでしょうが、ズボランさんのご意見・ご指摘をいただいて
いきたいと思います。
よろしくお願いします。
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やはり大きくずれているような気がします。
まぁ返事が来るだけ、とりあえずいろいろな人の意見を聞こうとしている姿勢はインドセンターよりも
マシなのかもしれません。
なにか質問、意見がある方はGAGA宣伝担当者にメールを送ってみましょう。
なにも言わないより、やはり意見は言ったほうが良いと思いますので。
私がなぜこのようにメールを公表しているのかというと、すこしでも多くの人に状況を知ってもらいたいと
いうことがあります。
インドセンターのShah Rukh Khanファンクラブ代表 黒澤美智子氏に、SRKファンクラブの集いに
おいての、Salmanについての嘘のコメントについて、なぜそのようなことを言ったのか問いただした時、
彼女は全く無視しました。今思えば、その時その全てのメールを公表しておけばよかったと思います。
こんなこと言ってない、しらないという事にならないためにも、全てこれからはメールをこのように
公表したほうが良いと思い、そうすることとしました。
20010909