TITANIC

主演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
脚本/監督:ジェームズ・キャメロン
(アカデミー賞史上最多タイの11部門受賞しましたね。これで、ますますヒットしそう…。)
浮沈の巨大客船と言われながら、その処女航海で大西洋に沈んだ悲劇の豪華客船タイタニック。
そのタイタニックを舞台としたラブストーリーを中心とするさまざまなドラマ。

この映画には単なるパニック映画と言えない感動がありました。

主演の二人はもちろん、脇役達も良かったです。

沈む直前まで、音楽を弾き続けた楽士達。

彼らが誰も立ち去ることなく戻ってきて最後の曲を弾き始めるシーン。

そこから始まる、それぞれの死に様・・・。

タイタニック号の設計者であるアンドリュース(ビクター・ガーバー)。

彼は逃げ惑うことなく、遅れた置き時計を合わせながら、深い絶望と共に静かに死を受け入れる・・・。

カッコ良くて悲しくて目が潤みました。

最後、ジャック(ディカプリオ) がローズ(ウィンスレット)にどんなことがあっても諦めずに生き抜く事を誓わせ、そしてローズが彼の死を受け止め、彼の言葉通りに生き抜こうとするシーン。

なんか、そこに気高い「愛」と「勇気」を感じてしまったのでした。

自分の死を潔く受け入れた人達、最後まで諦めず生き抜こうとした人達。

沈みゆくタイタニックの上でのそれぞれのドラマが、ホント、観ていて心に迫って来ました。

そして、エンドクレジットで流れる「My heart will go on」を聴きながら、「ああ観て良かったな」と、素直に思えたのです。

うまく書けませんが、ともかくお勧めです。

まだ観てない方は、どうぞ、映画館でご覧ください。

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