さよなら、ブルー

 

もう随分、前のことになってしまいました。

去年の年末。実家に帰る僕はいつものようにブルーも連れて帰りました。

ブルーの左頬には、相変らず大きなこぶが出来ていたんですが、一応食欲もあり、元気でした。

実家に帰って、いつもと違うカゴの中にブルーを入れていたんですが、水を入れておく容器が余りしっかりしていなくて、

カゴの中が水浸しになってしまったのです。

そのせいで、ブルーも少し濡れてしまいました。後始末して、きれいにして、その翌日…。

ふとブルーを見てみると、何だかいつもと違う…。こぶが小さくなってるような…。

ハッとして良くみて見たら、こぶが割れていました。

どうやら、こぶだと思ってたのは膿がそのまま固まったものだったらしく、水で濡れたことによってそれがふやけて割れたみたいなのです。

だから臭いはすっごく臭かった・…。とりあえず、傷口を消毒しました。

ちょっと出血もしていましたが、これできれいになるんじゃないかと思いました。

ところがその翌日。

ブルーは小屋から出てきませんでした。

なんか様子が変だと思ったときはすでに衰弱し、いつもなら手のひらに乗せられるのを嫌がるのに、されるがままでした。

思えば昨日の夜から何だか餌を食べていなかったようでした。

スポイトで栄養価が高そうなココアを飲ましてみたりしたのですが…。そのまま、ブルーは死んでしまいました。

1999年12月31日、お昼少し前のことでした…。

おそらく、菌血症を起こして、一気に衰弱してしまったのではないかと思います。

ブルーの屍は、家に植えてある木の根元に紙で包んで埋めました。

ブルーがいなくなった部屋はやはり前より広い感じがします。

良い飼い主だったとは言えないけど、でもやっぱり君がいなくなって寂しいよ。

ブルー、安らかにね…。

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