ブルーの好物
ブルーを買う時、ペット屋の店員に聞いた。「餌は何がいいですか?」
そしたら、とあるリス・ハムスター用の餌を指差して、
「これが一番食いつきがいいみたいだよ」
と教えてくれた。
そうかそうかと、僕はそれを買い、さっそくブルー用の餌入れに入れてあげた。
明くる日、餌を換えようと見てみたら、まだずいぶん残っている。
ありゃ、と思って良く見たら、手を付けてあったのはひまわりの種だけだった。
うむむ、こいつは高い餌買ってやったのに、ひまわりの種しか食べないつもりかぁ?
餌の量が多すぎて、好物から食べていたら他が残ったのかなぁ・・・。
しかし、贅沢を覚えさせちゃあいかん、というわけで、ひまわりの種抜きの餌をあげてみた。
そしてブルーが餌を食べるところを観察していた。
すると、しばらく餌をあさってから、ひまわりの種がないと分かると、
「ふんっ」てな感じで餌を食べずにおうちに入っていったのだ。
なな、なんて奴だ・・・。
人がせっかく買った餌を無駄にするつもり?
とは思うけど、ここでひまわりの種をやらないと餌を食べずにやせてしまうような気がする。
それが理由で早死にされたらかなわん、というわけで、ひまわりの種をあげてしまった。
そしたら、さっきは餌はいらんといった感じだったのに、僕の手から直接ひまわりの種を奪っていくではないか。
う〜ん。好き嫌いがあるのは困ったもんだけど、手から直接餌を取ってくれるのがかわいいな〜。
・・・と目尻を下げていたら、ガジッ!!
いって〜、何するんじゃい!!
噛まれました、見事に。
指を餌かと思ったんかい、お前は!?
コリャ、と指でつついてやったら、とっととおうちに入ってしまった・・・。
う〜む、もしかして前途多難かも、とその時チラリと思ったのでした。