冬の静寂

冬の静寂・・・冷たく寂しい・・・
わたしの心が凍り付かないように、あなたの心のぬくもりを感じていたい・・・

私がふと思った事を徒然なるままに書き綴ったページです。


インデックス
星のはなし
カウンセラーのはなし
コミュニケーションのはなし
アトピーのはなし
幸せのはなし
お財布のはなし
ネジのはなし
お散歩のはなし
吸血鬼のはなし

星のはなし
星と星が近づく時、急な軌道で近づくと、すれ違った瞬間から、 近づいてきた時以上のスピードで急激に離れていってしまうそうです。
お互いがお互いを回りつづけるような関係になるためには、逆に、 ゆっくりとした軌道で近づかなければだめだそうです。

もっとも、タイミングが悪ければ、どちらの場合も衝突してしまうのですが・・・

人間関係も、そんな感じがしてしまうのは私だけでしょうか?

カウンセラーのはなし
何処かのページで、「国民一人一人がカウンセラーになる事を目指しています」
というのを見ました。

深く考えたわけではないですが、
だれもが、愛する人が悩んでいる時に少しでも助けてあげられる・・・
そんな世界っていいな、って思ってしまいました。

コミュニケーションのはなし
最近会社で配られた、ネットワーキング推進の資料に、「電子メール活用のすすめ」
というのがありました。
そこには、「電子メールを積極的に仕事に活用しましょう」なる事が書かれていました。
でも一番最後には、

「電子メールだけで全てを片づけないようにしましょう。 コミュニケーションはネットワーク内だけでは完結しません。 かならず、直接相手と会う事もビジネスでは必要不可欠です。」

と書かれていました。
でも、本当は、仕事だけでなく、ネットワークを利用する時全てにおいて言える事ではないでしょうか?

アトピーのはなし
彼は、学校から独りで帰る。いつも独りで帰る。
友達ができにくい性格なのでしょうか?
独りが好きなのでしょうか?。
それとも、
まわりの人の病気に対する無知が原因なのでしょうか?
ただ単に、見た目が問題なのでしょうか?

私は、彼に声をかけられる場所にもいないし、本当の理由も知らない。
でも、私も、病気に対する無知、偏見、見た目による差別、本当にしていないのだろうか?

無知は罪ではないが、無知を無知のままでよしとする事は罪かもしれない・・・・

幸せのはなし
とある女性と口論になった
(その方とは、ネット外で知りあいました)

その女性は、結婚して子供を持つ事が幸せだと言いました
結婚できない人生、結婚しても子供がいない人生は幸せになり得るはずが無いと・・・
私は、結婚しなくても、子供を持たなくても幸せになる方法があると言い返しました
彼女いわく、あなたは極めて珍しい価値観を持つ人だと、少なくとも周りにはいない、と・・・

私は何か釈然としなかったので、その日の晩、チャットで知り合った方に相談しました

そしてその時に出た答えは、
一人でも幸せになれると言う「幸せの価値観」を持っている人は、一人でも幸せに慣れる
持っていない人は、一人では幸せに慣れない
「幸せの価値観」が違う人同士が一緒になっても、幸せになるのは難しい

でもまだ、少しだけ疑問が残っています・・・・
私の「幸せの価値観」って一体なんだろう?
それってすぐに変わったりしないのだろうか・・・
その価値観で、本当に幸せになれるのだろうか・・・

今は幸せなのだろうか?

お財布のはなし
目の前を歩いていた人が財布を落としました
落し主は気づかずにどんどん歩いていってしまいます
あなた以外にその事に気づいた人はいないようです
その瞬間、あなたはどう思いましたか?

「あ、大変、すぐに知らせてあげなきゃ!」と思いました?
「ラッキー、臨時収入!」と思いました?
「警察に届けてしまおう、運が良ければ・・・」と思いました?
「どっかに蹴り飛ばしちまえ!」と思いました?
「触わらぬ神に祟りなし」と思いました?

みなが皆、同じ事を考えているのならば、どれでも良いのかもしれない、
でも、みんな違う考えをするから、世の中複雑で厄介ばかりで・・・

多分私もその時の気分で違う事をするのでしょうね・・・いえ、していると思う

無性に人を傷つけたくなったり、とても優しくなったり・・・
理想の自分に近づく瞬間もあれば、もっとも嫌う自分になってしまう瞬間も・・・

こんなの、私だけだろうか?

ネジのはなし
「このネジ緩んでないか?」
「動かないようにきつく締めとけ!」
「つぶれちまったよ」
「捨てろ捨てろ!」

「このネジ錆びてるぞ」
「捨てろ捨てろ!」

「このネジ色が違うぞ」
「代わりはいくらでもある、捨てちまえ!」

「ここはもう、こんなにネジはいらないでしょ?」
「一本残してみんな捨てろ!」

「こいつは、特殊ネジだよ」
「今は流行らん、もう捨てろ!」

わたしはネジ、少し毛色の違ったネジ・・・

お散歩のはなし
仕事帰りに、若いお嬢さんとすれ違いました
お嬢さんは犬を2匹つれて散歩をしていました
一匹は赤毛のムクムクしたポメラニアン
もう一匹は、青毛のあんまりムクムクしてないポメラニアン

きっとムクムクしてたほうがオスで、もう一匹がメスなのかな

オスのほうは畑のわきの土をえっさかほっさか掘っていました
お嬢さんとメスのポメラニアンはちょっとあきれているみたいでした

久しぶりに顔がほころんでいたのが自分でもわかりました

あの2匹の犬の名前はなんて言うのかな?

吸血鬼のはなし
どこかで、吸血鬼の話を聞いた覚えがあります
確か、こんな感じの話でした

吸血鬼になる時、それと引き換えに、魂の一部を永遠に失ってしまうんだよ
だから、失われた一部を取り返そうと血を求める。
血は魂の匂いがするから・・・
でも血は失った自分の魂の一部ではないから、永遠に心が満たされる事はないんだ・・・
そして、今夜も血を求める・・・

私が求め続けているものも、私が本当に必要としているものなのでしょうか?
ただ単に、代用品を求めているのではないのでしょうか?
自分自身をごまかそうとしているのでしょうか・・・
信じ込んでいるだけなのでしょうか・・・
これさえあれば幸せになれると・・・

でも、わたしに足りない何かが、永遠に失われてしまっている・・・とは思いたくはないです


もどる


冬寂

This page hosted by
Get your own Free Home Page
1