私が1992年5月から1997年7月まで携わった京都地下鉄東西線がやっと開業した。
1997年10月12日、本日開業。
二条駅から東へ伸び、山科を南下して醍醐まで繋がっている。京津線と一部相互乗り入れしているので、京阪三条駅から東の路面電車であったところが地下化した。
過去の仕事の上の恨みつらみは忘れ、とにもかくにも乗りに行った。地下鉄も地下街も賑わっているのがやはりうれしい。京都市市役所前駅。烏丸線との違いはホームドア。ここは赤色だが駅によっては紫色に塗っている駅もある。電車がひと回り小さいので、乗った感じは狭い。
初日とあって結構にぎわっている。
この駅は地下1階が地下街、地下2階が駐車場、地下3階が地下鉄であり駅の改札口は東の端にある。
駐車場は西に、隣の烏丸御池駅近くまで伸びていて、御幸町通の西では地下1階2階とも駐車場になっている。
4ヵ国語表示は珍しいのでは。
地下鉄の駅に繋がっている御池地下街「ZEST」は先週すでにオープンしている。また地下駐車場は今年の5月に開業済みである。駐車場はかなり広い。
地下街部分は東西300m弱であるが、思ったより広く感じられる。
紀ノ国屋や新星堂といった京都初登場の店も出ている。新しい店が流行らない土地柄なので、健闘してほしい。
赤い屋根は長らく事務所に使っていたなつかしい建物である。地下鉄の出入口が(屋根だけなので見えにくいが)手前にある。
仕事の途中で退出してから、1年以上空家のままになっている。昔は写真館であったそうだ。
もっと昔は両隣りと左の京都ホテルまであわせてこの一帯が長州藩屋敷であったそうだ。この屋敷のすぐ東を流れている高瀬川から、引き込んで使っていた荷揚げ場がここにあったとのこと。
私は在任中の5年間、毎日この辺でうろうろしていた。
御池通は、北側の前の歩道(写真の左赤い部分)程度の路地であったが、戦時中防火のために拡幅した。このことを地元のお婆さんが「疎開」と云っていた。
市役所の南(写真のほぼ中央)は本能寺の墓地であったところで、戦後に道路工事をしたら人骨がいっぱい出たそうだ。我々の工事中は、何のお宝も出なかった。
地下鉄工事のついでに歩道の幅は倍に広がった。車道中の分離帯は撤去され、そこにあった古い欅(ケヤキ)は山中に植えかえられた。広くなった歩道には新たに欅の若木が植わっている。この歩道に木陰が出来るのは大分先の話であろう。
ちなみに9月には新京都駅がオープンしている。一般に解放している区画が多いので広い展望公園ともなっている。
新駅ビル東半分はホテルと劇場。
烏丸中央口は大空間になった。
屋上まで一般に気前よく解放している。眺望は抜群。