死の砂漠ゴザ ボージェス研究室




「人を拒む、広陵たる熱砂の大地」


●ストーリーモード(VS King Wwyden & Zeneth)

 物語も中盤に差し掛かろうとしているが、ゴザは初心者プレイヤーにとって
かなりの難関となるマップである。この面は気を引き締めてプレイしてもらいたい。

 このマップの最大のポイントは、ずばり対戦相手が二人いる事であろう。今まで
対戦相手が一人だったときに慣れてしまった人は、いきなりゲーム中の情報量が
増えてしまうので、多少しんどいかもしれない。いきなりは無理かもしれないが、
まずは二人がどんなアイテムを持っているかをきちんと把握しよう。対戦相手の
手札は、カードを捨てるときと、スペルを使用する時と、クリーチャーを召喚する
時と、アイテムを使う時に見る事ができる。ただ漫然と戦闘を眺めるのではなく、
画面に表示されている情報を自分の頭の中できちっと整理するようにすればいいはず。
慣れれば自然と覚えられるようになる。

 マップとしては、まずエリアが存在する事。これは、説明書等を呼んでいただければ
幸いである。ちなみに、東エリアは森、西エリアは水が他と比べて1マス少ない3マス
しかないので、これらの属性のクリーチャーを使う場合は多少の不利を覚悟すること。
また、城や砦の周辺は誰もが必ず通るマスなので、比較的早めに押さえて拠点にしたい。
但し、後に説明するがヴァイデンのブックは執拗に風地形を狙ってくるので、砦付近の
風地形は非常に激しい戦いが起きる事となる。連戦を覚悟して望みたい。

 ヴァイデンのブックだが、何とこのマップにあわせてか風一色のブックである。
クリーチャーのバランスも比較的良好で、ナイトやグレムリンには何度か泣かされる
事になるであろう。またスペルも比較的強力なものが多く、とりわけヘイストはこの
マップでは非常に安定した効果を発揮する。ロングソードと言った安定したカードや、
バンデッドなどのキツいカードも有り、一筋縄ではいかないようになっている。

 ゼネスのブックは、プレイヤーの初期ブックを4色にしてバランスを取ったような
感じに仕上がっている。ゼネスの動き方はロカの時と大して変わらないが、ブックに
入っているカードは格段に強化されている。特にアイテムのバックラーとスリングは
セバスチャンの時と同様に注意が必要である。見落としていると戦闘で致命的な事に
なりかねない。また、スローを連発してきたりする事も有り、非常にうっとおしい事
この上ない。更に言うと、こいつもヘイストを使う。コンピューターに置いていかれる
事だけはないようにしたい。

 さて、選択するカードであるが、なにはさておきヘイストであろう。所持しているだけ
全部入れたい(無論4枚までしか入らないが)。ワード]やリコールもかなり評価は高い。
ワードなどの移動系のような自分を目標とするスペルをなるべく準備しておきたい。
スロウがかかっている状態と言うのは厳しい戦いになるだけではなく、全く精神衛生上
よろしくないのですばやく解除してしまいたい。アイテムの方はロングソードやバトル
アックスやチェインメイルと言った一般的でコストパフォーマンスに優れたものがよい。
マップの見た目よりも頻繁に戦闘がおきるので、所持魔力にはいつも気を払っておこう。
 クリーチャーはデコイが非常に役に立つ。この面ではヴァイデンがマジックボルトを
1枚持っているきりなので、かなり安心して使用できる。ただ、ヴァイデンはウィンド
カッター(スクロール)をブックに2枚入れているので、常に確認を怠らないように。
そんな時はグレムリンアムルやペトリフストーンやネクロスカラベ等で守ってやろう。
更に、STが40以上のクリーチャーもきちんと入れておこう。でなければスクロールを
準備しておく事。でないとバックラーに全く歯が立たなくなってしまう。
 あと、ストーンヘイルやクイーントーチ等もかなり役に立ってくれるはずである。普段は
使わないウィンドシールドとか使ってみるのも一つの手だ。なかなか赴きがあって良い。

 余談ではあるが、コンピューターはこの面は分岐の外側、つまり東エリアなら水の方を、
西エリアなら風の方を好んで通るようである。参考までに。

●対戦モード
 この面での対戦になると、戦いはかなり限定される。つまり、城と砦付近の土地の
争奪戦になるだけである。特に火と水は強制ストップの存在のために更に熾烈な戦いを
呼ぶ事になる。これらの土地はできるだけすばやく押さえてしまいたい。その為、各種
ワードがかなり効果を発揮する。城付近の土地なら、パーミッションを使ったものでも
多少警戒せずにはいられなくなる。また、各種リープでも構わない。とにかく、自分の
ブックの属性に合った土地をすばやく押さえていく事が、このマップに限らず勝利への
近道になる。
 また、無色地形を含めた土地連鎖を考えても良い。あくまでも連鎖を大きくするため
なら、東エリアの火・水や西エリアの森・風と言った「相手が回避しようと思えば回避
できる位置」の地形を地形変化魔法などで自分の属性に合ったように変えていくのも
一つの手である。よほどの事が無い限り、自分からわざわざ止まりに来るなんてことは
無いであろうから。
 この面では、パーミッションの恩恵がそれほど受けられない。だが、代わりに
リコールがそれ以上に役に立つ。移動スペルと組み合わせるなら4枚あってもよい。
また、それに対抗するために、必殺「1ターン目マイン」と言ったゼネスのような
やり方もある。ただし使う方はワードは忘れずに。自分で踏んでは全く意味が無いし、
非常に惨めな気分になるので。あと、マインを使うなら条件次第でランドプロテクト等の
土地に対する永続的効果を消す事ができる。詳細は伏せておくが、大して役に立つ
ものでもないので気にしなくても良い。でも、知っておくと得する事があるかも。






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