はじめに


個別のポケモンのステータスには次のような隠しパラメーターがあります。大きくわけて2つあり、1つは捕まえたとき(出現したとき)に決まる能力値の違いです。生まれながらにして強いものもいれば、弱いものもいるというようなもので、これはもろに捕まえたときの運次第です。もう1つは自分で地道に育てていくと選られる努力値のようなものです。これらはそれぞれまったく表示はされませんが、しっかりと存在しておりそれぞれ0から255までの値を取ります。(努力値の方は厳密には0から65535。これは上の桁、つまり努力値を、256*x+yとしたときのxに相当する部分のみ。)

前者は一応2つあり、1つはHP、攻撃、防御に関してで、もう1つはHP、素早さ、特殊に関してです。それぞれ3つの要素が1つにまとまっています。255に近いほど3つの能力がどれも高いことになります。当然これは捕まえたときのみに決定し、以後この値は変化しません。ちなみに経験、調査からはすべてのステータスが高い(この2つのパラメーターが共に255に近い)ポケモンは出現率がとても低いです。ちょうど中間(強くもなく弱くもなく)くらいのものや、やや強めのものが多く出 現し、とても強いものやとても弱いものは滅多に出現しません。

後者は、HP、攻撃、防御、素早さ、特殊の5つがあって、捕まえた時点ではすべて値は0ですが、戦闘で敵を倒すたびに増加していきます。ところがこの値は160に達するまでなら、それぞれに対応するドーピング剤で1回につき10ずつ上げることができます。100を越えるとドーピングはできなくなり、あとは自力レベルアップでしか稼げなくなります。

最終的にレベル100となったとき前者の2つのパラメータが(0,0)と(255,255)ではすべてのステータスそれぞれ30の差ができます。後者についてはパラメータが0か255で対応するステータスが63の差になります。ですからすべてのこのパラメーター(2つ+5つ)がすべて0かすべて255かで、全能力値に93の差ができます。

当然強いポケモンを育てたいなら、これらの値を稼ぐために、まずは何度も挑戦して強いものを捕まえて、その後これを育てる前にできるだけのドーピングを施してやって、そしてあとは自力でレベルアップを繰り返すという大変面倒な作業が必要です。

このステータスリストはすべてのポケモンがこれらの隠しパラメータが最高の状態でレベル100に育ったときのものです。このようにして比べないと、ポケモンの種類によるそれぞれの強さ(ステータスに関して)の判断が間違う可能性があります。ここでは151種類すべてのデータとあとはステータス別のランキングを掲載しています。

能力値(隠しパラメーターを含む)のより詳しい説明についてはこちらにあります。


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HIWASA, Kouichi(C)1997


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