このHPで取り上げているものについて
ここでは主にガレージと呼ばれる音楽を扱っていますが良くわからない人もいるかと思いますのでざっとその紹介をしたいと思います。概要のみで結構とばしていきます。
ガレージとはなんぞや?
60年代アタマあたりにイギリスでThe Beatlesが人気を博します。それに前後(主に後)してイギリスではBeatlesのあとにつづけとばかりにビート・バンドがブームになります。マージービートやらリバプールやらモッズやら。the Rolling Stonesやらthe Yardbirdsやらそのあたりのバンドが有名ですね。それで、この波が世界中に広まったのでした。俗に「ブリティッシュ・インベイション」というやつです。
自由の国、アメリカ合衆国にもこの波は当然のごとく訪れまして、無垢な10代の子供たちは夢中になったのです。50年代からあった「悪魔の音楽」、ロックンロールとかもありますが、また違ってセンセーショナルな事件だったのです。
「オレもビートルズ(orストーンズorヤードバーズ...etc)になるぜぃ!」
と、意気込んだ若者の奏でた音楽が「ガレージ」とよばれております。
(60年代当時は「パンク」とよばれていたが76年のパンク・ムーブメントで「パンク」の名を奪われたため、主に車庫で練習していたことが多かったことから「ガレージ」と呼ばれるようになった)
ガレージ・バンドの発生
ビート・バンドにあこがれた、とある若者、シド・ハーリング(仮名)の事例。
女の子とビートルズのことばかり日々考えていたシド君はある日こう思いました。
「オレがジョン・レノンじゃないからもてないんだ。バンドをはじめてモテモテになろう!」
こうしてシド君は同級生を誘い、バンドを結成しました。お金がないので自宅のガレージ(車庫)で練習をしていました。活動をしていると、ビートルズの成功でビート・バンドは金になると踏んでいたレコード会社の目にとまりレコードを出すことになったのでした。
大概、このような不純な動機でバンドをはじめる若者が多かったことでしょう。ただし、もっと高尚なバンドもたくさんいます。あくまで例ですので。
ガレージ・バンドの音楽性
ブリティッシュビートの影響の強いガレージ・バンドですが、それだけでなかったりします。こと、アメリカに関しては「ブリティッシュ・ビートに影響を受けたバンド」の影響を受けたバンドとかのほうが多かったりします。ガレージとは文化の事で、ある一定の音を指して言うわけではないのでなんでもありなのです。当時の若者の恋の歌であったり、日々の生活に関しての歌など。音のことで言えば、リンク・レイ直系のRAWなギターであったり、フォーク・ロックであったり、ファズ・ギターであったり、マイナー・キーであったり。the Byrdsの影響下のバンドとかも。
ガレージ・バンドのお国柄
ティーン・ミュージックとして生まれてきたはずなのに、ガレージ・バンドはお国柄と言うものが出てきたりします。なぜだか。やはり、長年、その国々で生活していると「その国のメロディ」というものが意識せずとも染み付いてしまうのではないかと思うのですが…。たとえば、極端な話、アフリカなどの民謡など聴いて新鮮だったりしますよね?それが日本の童謡聴いても違和感はしないではないでしょうか?もっと言えばスペイン語で歌われている曲は違和感がしても、日本語だと普通に感じたりしますよね?そういうところで嫌でもお国柄が出てきてしまうのではないかと、ひとりで睨んでおります。以下のお国柄についての文は極論です。もちろんバンドによって音は違いますから。
アメリカはファズファズしてるやつとか、気合入ってるやつとか、全く逆で、哀愁たっぷりだとかが多い、と思います(?)。ガレージ・バンドの生産率は世界で一番。
イギリスはビートものおおいですね。やっぱり。このHPではブリティッシュビートなども面倒なのでガレージ扱いしています。フリークビート(イギリスのガレージとでも言うべきか…)もガレージも似たようなものです。話を戻すと、イギTリスはhe Zombiesとかthe Pretty Thingsとか世界中に影響与えたバンドが多いですから、やっぱりすごい。
ヨーロッパはイギリスの影響が色濃い気がします。アメリカっぽいのもいるけど。ヨーロッパの下のほうとか共産圏はお国柄が強いです。スカンジナビア辺りはさっぱりしてると言うか、なんかいい感じです(笑)。ドイツは狂ったようなの。オランダはメランコリック。
メキシコは陽気なの。ある意味バカ。語感のせいかもしれないですが。気合は満点。南米はシンプルなビートか?ポップ?んー、よくわからないです。
まあ、ホントに極論と言うか極端なのであんまり気にしないで下さい。まずはアメリカかイギリス辺りからどうぞ。とりあえず、聴いてみたい人はちょっと高いですが米RhinoからでているNuggets Box(CD4枚ぐみ)あたりから聴くと良いと思います。