ガレージバンド後日談
しつこいくらいに何度でも言うがガレージとはいちジャンルの名称ではないのでその後の音楽史――と言うよりヒットチャートへの波紋もさまざまだ。以下にいくつか前身がガレージバンドであるものを上げてみる。
ABBA ← ヘップスターズ
ショッキング・ブルー ← モーションズ
CCR ← ゴリウォッグス
ラズベリーズ ← クワイア
クイックシルバー・メッセンジャー・サービス ← ブローグス
アリス・クーパー ← スパイダース
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド ← いろいろ
大ヒットを飛ばした有名なバンドの初期はガレージであった、という話も多い。
当時の本人たちはハードロック路線になる人たちも多数。レコード買ったら半分くらいハードロック入ってたとかはよくあることでしょう。
もちろん当時の流行の移行通り、よりサイケへと流れていくものも数知れず。シーズとかは宗教まで入るし。
あとはフォーク(アシッド含む)への回帰。これは少数派。
また、ミュージック・マシーンのメンバー3人がカート・ベッチャーに引き抜かれているようにソフト・ロックへの流れも多い。極端な話、キングスメンもレイダースもソフトロックになるし。まあ、すごい極端ですけど(メンバーの誰かが、とか)。
70年代後半のパンクの出現にしても一般的にはそれ以前のロックの大仰なスタジアム・ロック化への反動として、よく60sガレージの初期衝動を引き合いに出されて語られる。パンク・バンドのガレージナンバーのカバーからも影響は覗えるであろう。
ちなみにDMZやらのボストン・パンクってのはガレージからの影響が強い。
ガレージと言うのは雑多な音楽性ゆえに各方面へとつながっていたりするわけです。