内緒の作業
当然パソコンを使うからといって、標準の状態で「リージョンコードなんて関係ないよ」とか、「がんがんコピーできるぜ」と、言うことはありません。きちんとルールは守って作られてます。リージョンは変更回数の制限があるけど変更できるっていうのもありますが。
しかしそれはそれ。ソフトでやってることはなんとか出来る事もあります。
と、いうことで具体的なURL等は言えませんがインターネット上を探せば、結構その手のツールはたくさんございます。「codefree」とか「remoteselector」「zoneselector」で検索かけてみてください。いくらでも出てきます。
しかーし重要なポイントがひとつあります。それはDVDドライブの問題です。
DVDドライブは第一・第二世代と、言われている他にフェーズ1・2というものがあります。フェーズ2のドライブには、ドライブそのものにリージョンコードが入ってます。フェーズ1にはありません。
つまりフェーズ2のドライブを使う以上、ソフトでいくらリージョンを変更しても見ることの出来ないソフトが出てきます。
私の所有しているPanasonic SR-8582、Toshiba
SD-M1102、Creative DVD6630Eはすべてフェーズ1のドライブなので問題ありません。
まだフェーズ1のドライブは多く存在するようですが、徐々にフェーズ2に変わって行くと思います。なお上記のドライブでもファームの入れ替えで簡単にフェーズ2になると思うので、いつ仕様変更が起こるかわかりません。今日フェーズ1でも明日にはフェーズ2になっているかも知れません。
むやみにファームの入れ替えなど行わないほうがいいでしょう。
隠してる所が多すぎて、あまり参考にならないかも知れませんが、上記のことが出来なければ、パソコンで作る必要は半減してしまうと思います。
実はこのような事は、改造すれば普通のDVDプレーヤーでも出来ます。最近のものは出来ない、あるいは難しくなってきてますが、ちょっと前のプレーヤーなら比較的簡単に改造できたりします。当然保証は無くなりますが。
でもプレーヤーそのものを輸入してしまえば済むようなことを、なぜするのでしょう。輸入するひとはするでしょうし、コピーしたい人はコピーするでしょうし。まったく余計な規格です。
余談ですが、よくDVDの掲示板を見てて、「アメリカのDVDを見たいので、改造ページを見たのだが英語で書いてあるのでよくわかりません。どうしたらよいのでしょう」と、いう書き込みがあったりしますが、それぐらい分かる努力をしないで、英語の映画を見てどうするのでしょう。「映画は映像を見てるだけでも楽しめる」と言われればそれまでですが。まあ僕も英語が話せる訳ではないので、気持ちは分かりますが。
だからこそ苦労して、翻訳まで出来るDVDを作ってるわけです。
英語の映画見てちょっとでも英語が分かるようになるといいな。