アメリカ的いぬの生活 その六
「イヌにも厳しいシカゴの冬」
今年もまた冬がやってきた。前にも書いたが、シカゴの冬は、並じゃない。緯度は、北海道と同じぐらいだ
と聞いたことがあるが、とにかく寒い。零下10度はあたりまえ、その上雪がすごいと来てるから、ポチはな
の散歩も楽じゃない。ポチはなは、寒さは全然平気。雪に興奮しまくり、鼻からつっこんだかと思うと、仰向
けぐりぐりを連発している(笑)
ポチは、今でこそ、冬好き小僧だが、ちっちゃいときはそうじゃなかった。2月中旬にもらわれてきて、イヌ
を飼うのが初めてのおとうさんとおかあさんは、鼻も凍るような寒風の中、なんとちびを散歩に連れてった。ところが、アパートを出て
しばらくすると、歩道の階段で、止まって動かない。リードを引っ張っても動かない。
おとうさんは、教育は最初が肝心と、スパルタでさらに引っ張ってみたら、しかたなく歩いてきた。後でよく
みたら、足の裏をすりむいていた。まだ肉球が柔らかくって凍ってくっついちゃってたのだ。かわいそうな
ポチ、もう本人はすっかり忘れているようだが(爆)
もうひとつ、いまだにポチを悩ますのが、道路の雪を溶かすためにまかれる塩。こちらでは、大量の大粒の
塩を市役所や道路管理局がまいてくれるので、車はチェーンをはかなくても走れる。
ところが、ポチは、散歩の時、道路を渡ってから、歩道の雪の上を歩くと、足が凍るのだ。(小学生の理科
の実験で、氷の上に糸を垂らして塩をかけると、氷が凝固点が下がってから、再氷結するので糸がくっつい
て、氷が釣れたでしょ。知らない人はやってみ。)
突然立ち止まって、右前足を上げて、ちべたいポーズ、次は左後ろ足を上げてちべたいポーズと順番に片足
ずつ道路から離して縮めるのだ。見ていて吹き出してしまうが、本人は真剣。しょうがないので、おかあさん
が、手袋を外して、足を一本ずつ暖めてあげる。
ひそかに、今年ははなこもいるから、いちいち8本の足を暖めてたらこっちがしもやけになっちゃうぞと恐れ
ていた。が、なんと、はなこはいつもどうり歩いているではないか。うーん、はなちゃん、おかあさん助かる
けど、なんか、お嬢さんにしては、豪快すぎないかい(爆)