アメリカ的いぬの生活 その四
「野良わんこの行方」
子供の頃、よく野良イヌを見かけては、両親に飼いたいとお願いしていた記憶がある。集合住宅だったので、
いつもダメだったが、もともとイヌやネコが大好きだった。大人なっても、よく野良ネコにえさをやってい
た。大阪にも東京にも、いっぱい野良わんこにゃんこがいた。きっと今も同じだろう。
しかし、アメリカは違うぞ。この3年間、野良を見たのは、たった1回だけ、ちっちゃな子猫だった。いや、
ホントに野良だったかも定かでない。いわゆる野良わんこには、一度も会わない。いないんだよね。もち
ろん、もっと都会のレストラン密集地とかに行けば多少いるらしいけど、なんてったって、わたしは会った
ことがない。
アニマルシェルターもそうだけど、ドッグレスキューもすごく盛んで、やっぱり、この点に関しては、アメ
リカが一歩も二歩も先を行っている気がする。心ない人が、理由も無しに、飼い犬を捨てたりするのは一緒
だけど、アニマルシェルターがあちらこちらにあるので、せめてそこまでは連れて行くみたい。
はなこは、まだ子供だったけど、もう7ヶ月を過ぎて、大きくなってからシェルターに連れてこられた子だっ
た。カードには、前の飼い主がつけた名前と、予防注射の履歴が書いてあったけど、なんで捨てられたかは、
書いてなかった。人間の子供がアレルギーになったとか、離婚したからとか、その子のせいじゃないことを
明確に書いてあるほうが、里親になる人も現れやすいに決まってるじゃん。
でも、とにかく、はなこを、シェルターに連れてきてくれただけでも感謝しなきゃと思っている。だって、
そうでなかったら、会えなかったもんね。幸い、はなこは、シェルターのことあんまり覚えてないと思うけ
ど。わたしたちの養女になったのが、連れてこられた次の日だったの。
なんか運命を感じるよね、ねぇ、はなこ、はなこったら、へそ天してる場合じゃないでしょぉ。(爆)