この騒動の出発点は，例のミイラ事件である。信者の父親が病院に入っていたものを，現代医学は信用できない，グルのシャクティパットで治療しよう，というものであった。
注目を浴びると，得意の「定説」攻撃で人々を煙に巻く。「定説イコール病気」「定説イコールグル」とか。わけわからん。定説語とは6億語，定説は2万本もあるらしい。（数字は定かでないけど。）サイババとは6千年前からの師弟関係だそうだ。
サイババサイドから「関係がない」と正式にいわれても，「それはババの勝手でしょう」といっていた。
大洗のホテルに滞在していたが，このたび御用，となった。何しろ，最近では膨大な経費に音を上げて，一日2食で過ごしていたらしい。でも，グルってそばとトマトとエビしか食べなかったはずだけど，ルームサービスで取ってたのかね？
いざ御用となったら，ごねた。その理由が奮ってる！
現代医学を否定することで自分のチカラを誇示していたのに，いざとなったらお医者さん！！これも定説なのか？信者達になんと説明するのだろうか？
頭をぽんぽん叩く，「シャクティ・パット」があれば，こんなの，簡単に治療できるだろうに。サイババの宇宙パワーを手を通じて送り込む，というのが効能である。
グル曰く，「フェザータッチなんですよ，フェザータッチ・・・・ゴルフで短いショットを決める感じ。あれ，『パット』っていうでしょう。シャクティパットと同じですよ。」
あのねえ，シャクティ・パットっていうのはサンスクリット語で，ゴルフのパットは英語なの。全然違う。
結局，警察につかまり，（しかも浴衣姿！リラックスして過ごしたいかららしい。）検査を受けた結果
なんともはや，こんなやつにミイラにされた人が本当にお気の毒です。