まあ,この種の人たちのなかで,老舗クラスの人といえばこの人だろう。
この人はすごい。宙に浮くことができる。目が見えないのに,食堂のメニューが端から端まで読める。日本のような多湿な場所でQ熱リケッチアにかかることができる。ホテルで会見を断られると,「お客さーん」と叫ぶ,オリンピック選手養成のためなら,マラソン選手にフォームのアドバイス(「左手,左手,左手・・・」)をする。
この人もすごい。けど,女優や作家(故人)の殴り込みが怖いので,この辺にしとこう。
これらの人たちは,まだ理論武装をしている。最近の傾向は,理論武装も何もなし,いきなり決めの言葉だけで処理してしまうことだ。これでは,いきなりウルトラマンがでてきてスペシウム光線を放ったり,水戸黄門が開始5分で,(由美かおるの入浴シーンもなしで)いきなり印籠を出すようなものである。
そのような人たちの代表格として,次の人たちがあげられる。
このひとはすごい。足の裏を見ていきなり「おまえはガンになるから金を出せ」である。矛盾点を突かれると,「天声だ」で逃げきろうとする。強制捜査の時,書類をシュレッダーにかけたのを,「天の棚卸」といいきる。「天の棚卸」・・・なんて美しい響きだろうか! まあ,この人はすごい汗っかきだから,小心ものなんだろう。
この人もすごい。全部あの言葉でかたずける。それに,「おならを臭いという人はアホです」に代表されるように,独特の言語感覚をお持ちである。しかし,のけぞったのは,「ババの勝手でしょ」だ。
最近,またおもしろい人が出現した。まだ情報不足であるが,もともとは集団で結婚式を挙げる団体にいた人らしい。
この人達,けっこうきれいなねーちゃんをはべらせていることが多い。こういうのやると,けっこう楽しいのかな,30過ぎたらやっぱりこういうのもありかな・・・と思ってしまう。でも捕まるのはいやじゃ。
怖くてかけないが,こういうのの原点って,やっぱこのひと?