電気材料U (大鉢)’91年度 1/17 1、(εr−1)/(εr+2)の値に(分子量/密度)をかけると、温度や周波数に無関係になった。このときの誘電現象について説明せよ。 2、有極性物質の誘電分散ついて述べよ。 3、異方性エネルギーのとこ。容易軸なんてのもでたでー。 4、単磁区構造の安定のための条件を示し、その応用を考察せよ。 5、次の語句について簡単に説明せよ。(もちろん全問だよ)    @超イオン伝導体    Aキュリー−ワイスの法則    Bボーア磁子    Cブリルアン関数    D逆スピネル構造 ◎電気材料U (大鉢) ’90年度 1)強磁性体の定義を示し、その性質を強誘電体の性質と対比して説明せよ。 2)有極性物質の電気双極子のモーメントが絶対温度に反比例することを説明せよ。 3)希土類の性質を説明し、ネオジムNdの3価のイオンの磁気モーメントgJが 3.27になることを説明せよ。    ただし Ndの原始番号=60,4f4,    g=1+(J(J+1)+S(S+1)-L(L+1))/2J(J+1)である。 4)次の語句を簡単に説明せよ    超イオン伝導、クラウジウス・モソッティの式、コール・コールの円弧則、    ボーア磁子、ブロッホ壁、逆スピネル構造 '88年度 1) 絶縁体内のイオン伝導について、その機構別に述べよ。 2) 次の語句を説明せよ。 @ フレンケル欠陥、ショトキー欠陥 A 固体の絶縁破壊現象 B 誘電体内の局所電界 C 強誘電体 3) Fe、Heの電子配置(4s2、3d6)(4f10,5d1,6s2) 3価のイオンの磁気モーメントについて説明し、平均磁気数gJを求めよ ←問題不確か 4) 次の語句を説明せよ @ボーア磁子 Aブロッホ磁壁 B結晶磁気異方性 Cフェライトの強磁性 ’87年度 1)イオン伝導における荷電粒子について説明せよ。 2)磁性体材料について種類を分けて説明し、材料名を記せ。 3)クラジウス・モソッティの関係式を導き、分極率と誘電率の関係を記せ。 4)語句説明    ショットキー欠陥、誘電分散、ブロッホ壁、スピネル構造、強誘電体 ’83年度 1)異方性エネルギーは主軸との方向余弦α1,α2,α3であるとき、  Ea=K1(α1^2α2^2+α2^2α3^2+α3^2α1^2)+K2α1^2α2^2α3^2 である。○○が[111]の方向に飽和するまで磁化されたときの異方性エネ ルギーは?K1=4.2*104[J/m2],K2=1.5*104[J/m2] 2)語句の説明    ポンピング伝導、ブロッホ壁、フレンケル欠陥、コール・コールの円弧則、    ローレンツ電界、寿命10度半減則、クラジウス・モソッティの式、    バブル磁区、逆スピネル構造、Tower Sawyer?回路 3)強誘電体の定義、チタン酸バリウムの電気的特性 ’82年度 1)複素誘電率のベクトル図が半円になる物質の誘電分散について述べよ。 2)固体のイオン伝導について述べよ。 3)強磁性体と常磁性体の磁化機構の差を説明せよ。 演習問題 年度不明 1)次の言葉を簡単に説明せよ。    フレンケル欠陥、ローレンツ電界、誘電正接、分極、    クラジウス・モソッティの式 2)BaTiO3の比誘電率εrを140℃,180℃にて測定したら、それぞれ 6000,2000であった。    (a)この材料はどう呼ばれているか。    (b)室温ではどのような性質を示すか。    (c)キュリー点Tc、キュリー定数Cはいくらか。 3)デバイ形分散について論じよ。