1997/12/1(月) 11:20
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14:33
「こどちゃ」表紙の「りぼん」1月号「こどちゃ」。いいねえやっぱ笑えると。恋に目覚めて変わっていく女の子を描くのにも、その心理を深く掘り下げて描いてってのがよくありそうだけど、そうなると個々のケースで違うわけだし、僕の場合の体験とかはないから重ねることもできないから、完成度の高いものは見たことがない。それでもそれなりに感情移入して読み取る自信はあるけど。そうやって「りぼん」の他の連載を読むと疲れるからなあ。小花美穂はそれを外側からだけ描いて、読者が紗南の心の中を必死に量らなくてもいいように、コメディであっけらかんと仕上げる。本当はちゃんと考えてあるのかもしれないけど。それを見せないのが紗南のキャラクターでもあるし。「女ってフシギ」と自分でゆってるもんなあ。多分実生活ってもんもあれで大丈夫な程度のもんなんだよ。
直澄の心理はよく考えてよく描けているんだよな。「あれを守ってんのは僕だけか」は。羽山父も。行き届いている。こういう脇のキャラの心理をちゃんと設定するのは偉い。
うん。「実生活」は軽い。演技でいける。
25:59
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12/2(火) 13:30
筒井康隆「馬」。うまい。当たり前だけど。
18:52
というわけで授業が終わり始める。米文四人でストーブにあたる。あんな関係でいいのか。柴田元幸が来年の十二月の集中講義に来るそうだ。ってそのころの僕は何やってんだろか。
26:02
はてさてふむー。
12/3(水) 14:29
体調はよくはないのだな。ま、これでやってくしかあるまい。ってそれもなあ。
19:08
授業が終わったりして。N国J子はやはりただ者じゃないな。先生とツーショットで写真撮ってた。授業を盛り上げる奴はいろいろいるが、この授業は先生側もうまく受けていたが、近年ない逸材だった。F田も名手だった。特にK田とのからみでpronunciationのくだりなんかは記憶に鮮やかだ。
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26:25
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イタロ・カルヴィーノ「むずかしい愛」。よく書かれた、堅実な短編。ちゃんと人生の一断面を切り取って、描写も考察も行き届いている。理想的な純文学短編である。統一テーマもちゃんと感じられるし。それだけに読む時のコンディションで興味深くも退屈にも受け取れるのだが。面白いものを一つ挙げるなら「ある読者の冒険」しかあるまい。
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12/4(木) 10:50
K介は病院へ。
14:27
宝ケ池公園。地球温暖化防止会議の影響はそれほどでもない。公園の方には警備はなく、時々インターナショナルなグループが歩いているだけ。とはいえパトカーも多かったし、会議場内にはTVクルーの車がアンテナ立てている。
14:35
ただいま騎馬警備隊が通過。
14:43
やっぱ寒い。
25:07
帰ってすぐK介を見舞う。「俎上の鯉」状態らしく大人しい。明日も胃カメラだったり大変どころではないが、がんばるしかないよなあ。
「フラワー・アフタヌーン」の川本真琴特集はまたも何のことはない。スガシカオが「愛の才能」ほめてて自分で弾き語りもした話は前にも聞いたし。岡村靖幸もライブで弾き語ったそうだな。あとMLでは「GIRL POP」に新曲は「来年早々」と出ているといっていたが、ここでは「レコーディングの準備中」。いつ出るんじゃい。寡作の天才かあ。天才はどこにかかるのか。あとのML情報ではTBSの新春特番では「やきそばパン」やるってこれは必見。
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兄貴も研究室なので今夜は一人っ子。
12/5(金) 15:03
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「カイジ」7巻。
南座顔見世興行は26日千秋楽昼の部。8日とかは埋まってた。4等は最後の一席。
16:45
黄檗の量販店で靴を買う。****円。
ついでに宇治キャンパスを訪れる。
26:38
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「マーヴェリック」ポーカーの大きな大会ということで期待したが、趣向以上はないか。念力でスペードの1を引くのは間違いではないのだが。福本伸行の後じゃねえ。全体のストーリーも、子供騙し。
「こどちゃ」#87「たたカレおわカレどこへ行く?」。あのシーンは無理矢理だ無茶苦茶だ。それぞれの心情も描き切れてない。
#41「ホサれちゃったのあの人に」いい脚本丸尾みほ。
「バトルアスリーテス大運動会」。キャラは画・性格ともいいかもしれないけど、あの世界は盤石な設定ができているとは思えないのだが。そうなると僕は納得しないから評価もしないけど。「スレイヤーズ」と同じく。けど勇気とか友情とかを伝えることは、こっちが読み取ろうとすれば?、できるんだろうな。照れるけどそういうのは必要なのだ。ほとんどのテレビドラマにはできていない。画面のリアルさにかまけて抽象化できていないせいか。そういう意味で今アニメの位置は大きい。見てることを一般にも堂々といえないこと。幼稚な部分もあるが、そこらのテレビドラマよりよっぽど内容がある。
prohostingのアカウントが使えるようになったらしい通知メールが来たが、POPサーバにアクセスするとパスワードが違うという。ftpは満員。telnetはさすがにサポートしていない。そのメールアドレスにメールを出すとエラーが返ってきて、よく分からないがおそらくはホストの管理上の問題があるようだ。修復するのを待つしかないか。ユーザー多いしやり放題だし問題山積みなのかな。
12/6(土) 26:22
パパさんと奈良へ行き、携帯液晶テレビなどを買う。K介を見舞う。
12/7(日) 22:31
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26:47
何となく本が読めない。****************。で久しぶりにエミュレータ関連をさらっていると、「スーパー桃鉄」など見つける。「ファミスタ」は動かないが。NesTicleのヴァージョンもあがってんのかな。
IP Masqueradeは動かない。もう少し頑張らないと。
12/8(月) 25:38
だからって綾辻行人「人形館の殺人」なんてトイレットペーパーに目を通さなくてもいいだろに。
版画の制作に取り掛かる。
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12/9(火) 25:38
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K介を見舞う。テレビがUHFが写らないというので押熊までチャリを伸ばして、外部アンテナとのアダプタを買ってくる。ついでに充電器&充電地。
保坂和志「この人の域」(門に或のイキ。漢字はあるのだろうがFEPが頭悪過ぎる)。なるほどなあ。何も起こらないとよくいわれるがちゃんと昔の知り合いに会っているではないか。しかも一つ上の女性の先輩。小説の形にしたいというだけならこれで十分。特に方法論を持って何も起こらないようにしているのではない。短編ならよくあるんじゃないか。つまりこの作品を評価する・面白いと思う、ということは、保坂和志の物の考え方を支持するということ。登場人物の考えていることだけどやっぱり作者が考えていること。その考え方を詰め込む媒体として小説を使う。随筆はともかく(随筆ですら、かな)詩や哲学書思想書は読むのに体力がいる。小説の使い方はこれだけでなくもっと広いのだが。
12/10(水) 17:32
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「この人」残りを読むがかなり退屈。部分的になるほどと思える箇所は多く、「夢のあと」なんかはいいのだが。
26:01
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「ウテナ」「世界を革命する者」。うなる。間の話ぶっ飛んでいて筋や人間関係については各方面の情報から推察するのだが、推察できるということでステレオタイプの域を出ないのかといえばそうではない。樹璃幹七実の周りはしっかり最初見てるしそれがどういうふうにかああいうふうになっているのは嬉しいしあのシーンは上手い。ウテナとアンシーの関係の進展は見ていないわけだが、「AM」NGだけでなくOPからでも最初から見えていた関係のようで見事。やっぱり凄い。「世界の果て」というファンタジーであり象徴でもあるものも扱い切っている。榎戸洋司。「純文芸作品」認可だな。あとやっぱシュールな画面の遊びのセンスのよさ。変過ぎる演出。自転車漕ぐわシャッター切ると胸はだけるわバドミントンするわ。遊び。つまりあの胸はだけは木村拓哉のそれではなく城島茂のそれなのだな。画と笑いのセンスには脱帽。幾原邦彦。うなる。ポスト「エヴァ」で成功した作品なのだなあ。というかポスト「エヴァ」の唯一の作品か。「こどちゃ」も演出面だけではそうだけど。
12/11(木) 26:06
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Sちゃんとまたチャリで押熊に行く。兄貴のシュラフと僕の墨汁朱墨を買う。
歯医者は終了。
「超!よしもと新喜劇」よくなってる。
26:53
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japan.sf.tsutsuiに投稿。
12/12(金) 27:21
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「こどちゃ」#88「いつか来たのネこんな日が」。まあ順当なライン。
「すごいよ!マサルさん」のアニメを大地丙太郎が監督、ってどうなんの、ってこっちで見れるの?
カルヴィーノ「魔法の庭」読了。それぞれにいい。特にパルチザン周りのものがいいかな。
H崎さんと、それとS田さんというヴォネガット・ファンからメールが来ていて返信。
NESTicleのヴァージョン上げる。
昼寝していて大きな夢を見た。これは解釈が簡単過ぎて、痛い。;************、***********************。********、**************。********************************、*******************、**********************************。*************、***********、******************。********************************。************、*************、***。**************************************。*******************。******、**************************、********************。*****************、********、********、***。**********。*********、************、**********、*****。
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痛い。本当に現実でもそうなのか。
12/13(土) 14:38
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24:50
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「ウテナ」「永遠があるという城」。成程。この水曜にも冬芽がいってた「友人が本当にいると思ってる奴は馬鹿だ」。僕は馬鹿ですらないようだ。
「90210」「イージー・ライダー」。ジェイソン・プリーストリーが監督した回は必ず「異物」が入ってくる。シリーズの中でそういうものを取り入れるのはメリハリもついて面白いが、単独ではしょーもなさが先に立つだろうな。
お父様お母様は出かけて留守番暇なので「ドラクエ3」やるがやっぱ退屈なのだこれは。
情報メディアセンターの新しいシステムが発表。NT4.0にHP-UXだ。ナイス。でも旧システムとの共存期間がないのでバックアップを取らなければいけない。
25:24
*****。
12/14(日) 23:49
図書館と散髪。
兄貴はフロイントのコンサート。
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小林恭二「浴室の窓から彼女は」。こういうの書くしかないのだろうな。好きな筈好きといわなきゃいけないのだろうけど、いえないな。妄想周りとかラディカルに考える気分になれないのだこのところ。
今朝の夢;******************************、*****************。************************。*******、********。*********、************。**************************、*****。********。***「***、******」***、******「******」***************。
24:37
うん。**********。
12/15(月) 12:09
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12:57
****。***。
24:50
首が凝って頭痛くて帰って飯食ってからずっと寝ていた。
体ぼろぼろだ。
斎藤兆史集中講義。文体論と銘打ってあるものの_The_Art_of_Fiction_にかなり近い内容。つまり面白い。分かりやすいし。若い先生だしな。出てるのはT口T田、宗教学の人ドイツ文学の人言語学(英語学)の人、K田さん。
「犬夜叉」4。
12/16(火) 18:27
同じく授業。**********。*************。********「****」***********。自分のことは自分のせいで自分でと〜。
「BE FREE!」が文庫になってる。「名作」扱いなのか嬉しいねと。
_Deadeye_Dick_に出ていた_Lost_Horizon_はフランク・キャプラで映画化されているのだ。つながってて嬉しい。
25:41
「ポケモン」のアニメで子供が三百人以上てんかんか。不謹慎だけど面白いわな。奈良テレビ京都テレビに回ってはこないのだろうか。早速fj.rec.animationとか始めてるしな。
社会問題で面白いといえば、温暖化防止京都会議が終わって、どういう法規制が来るのかはまだ分からないが、省エネ生活を楽しむ、という態度が欲しいよな。誰もいわないけど。産業が停滞したら困るわけではなくて、個人が失業したら困る。省エネ産業を伸ばすような法も要るのかな。
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12/17(水) 10:26
***********。
18:48
授業はmetaphorあたりから専門的な名前とか出てきて院生の独壇場になりつつある。Y子さんに会えば実験をやっているらしい。T口は誰かに明日はサントリーに行く(例のただの見学か?)といってた。T西さんにも丸太で会う。僕はといえば*******に明け暮れている。ますます滅入るなあ。
prohostingはputしようとするとPemission Deniedとなる。ディレクトリのmodeはあってんだけど。
12/18(木) 14:24
アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」。面白い。読ませるね。エキゾティシズム、ミステリー、ファンタジー、ダブルを用いた結末などと、斬新とはいえないかもしれないが、合わせて上手く使って魅力のある作品になってる。
19:06
休み時間にふらりと外に出ると同じく集中講義に出ているM前と会い、話す。K岡も来ているという話をしていれば遭遇する。
12/19(金) 15:51
最終日午後は進々堂で茶飲み話。こっちの教官将棋だけでなくチェスの若島先生足の速い豊田先生怪しい喜志先生の話から柴田元幸柳瀬尚紀Y内さん、H川さんのドイ語学では文体論をやらない話とか、T山さんの院浪話とか、M口くんの他分野話とか。我々米文三人は弱いなあ。ただのぐうたら学生が、研究者の会話だもん。訊かれればぼそぼそ応えるだけ。僕はヴォネガットT口はオースターだけど結局みんな何となく米文に来てるんだもん。就職するのか院か。僕はそりゃモラトリアムで院に行っては駄目だよなあ失言。後でT口が僕が院に行かないとは意外、これだと誰も行かんぞと。
レポートは去年の_Great_Gatsby_のも使い回せるが、_Timequake_のTime Shiftを書いちまうのもいいかも。
17:23
***********************。*************************************。******************。Let it be, let it be.
26:56
******。*****。
**********。**********。善は急げ。悪も急げ。
「こどちゃ」#89「イヴにハレルヤ?我がココロ」
12/20(土) 18:55
*********。*****。
26:28
***********。
26:22
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映画「男たちのかいた絵」。筒井康隆抜きでもいい映画じゃないだろうか。意味的にはともかくエンターテイメントとして。短編を一本の映画にするのにあまり変な膨らませ方はしていない。ただあれだとラストが唐突になってしまっているきらいがあるけど。でもあのワンカットでの撮りは見事。豊川悦司の魅力もあるしな。演じ分けもちゃんとできてる。喋らなくてもどっちか分かるもん。
二重人格を一人二役でやった映画があったが何か不明。
K介を見舞う。年賀状を刷る。
12/21(日) 24:38
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京極夏彦「姑獲鳥の夏」。読んでいれば面白いけどあまり感心しないな。ノックスの十戒に反するんじゃないだろうか。例の装飾部分も「魍魎のハコ」と大部分重なるよな。或いはその他から仕入れた考え方と。
12/22(月) 23:15
********。
25:42
寺山修司「歴史なんて信じない」。ふうむ。新しいのか古いのか。普遍的なのかな。いつまでも子供で(精神的に)、或いは革命側の人間であり続けろと。僕はこれをどう受け止めるか。二十過ぎて読んじゃってるからなあ。学生ではあるけども。精神的になら適ってる適いたい叶えてという自負はあるけど。
前に「続・たかじんが来るぞ」で石田敦子が毎回内容の違う番組はこれだけだというたかじんに「あどりぶランド」もだ、と言い返していた。そして今「豪快!御影屋」が完璧にそうだ、ということに気づく。ということをふと思い出す。いい企画出してくるもんね。そしてこれらがすべてMBS。
河村隆一「Love Is...」が重なるのは華原朋美「LOVE IS ALL MUSIC」の方かな。というか日本語と英語で同じメロディーをやることがあの聞き覚えがあると錯覚させる効果を生み出す。
NesticleのDOS版を動かすdos4gw動かないのはDOS窓のせいか。I平からメール。K岡んちで忘年会やるかと。了解を取らないで。
さあ、「90210」の「ビバリーヒルズ高校白書」の第一回からを再放送。
27:23
成程ね。ディランは後発か。ドナも目立ってない。社会性って面では階級差が既にちゃんとあるかな。アンドレア結構切実なんだ。ブレンダの周りでは世界が変わって自分を無理に合わせようとしてしまうことやさらにそれで嘘をついてしまうという個人的な問題。それはある程度乗り越えてるかな僕は。嘘をついてそれを守るエネルギーをなくしてしまって面倒くさくなってるだけかな。青春群像もの(「セント・エルモス・ファイア」「愛という名のもとに」)の大河版って以上のものになるのは、やっぱ社会性だからな。
で_Beverly_Hills_90210_の90210って結局何?住所?
あれ。山下達郎「クリスマス・イブ」って「君は僕をスキになる」とかいう映画のテーマ曲だったのか。89年秋元康のつまらなそうな企画で野島伸司脚本。ロールに豊川悦司とか。
12/23(火) 26:38
おばあちゃんにK介の入院を話したら、いきなりアポなしで見舞いに来てくれた。それで昼からT辺アル・プラザに出かける。マーチ初乗り。
年賀状刷り。
家族の絆伝言板で論争したりしちゃってば。
*******。**************。***********。辛い、かな。
ディランは3話から。90210はビバリーヒルズのzip codeか。
27:22
4話ピーチピット。フランク・キャプラもここにいる。
12/24(水) 19:35
タランティーノ「レザヴォア・ドッグス」。殴られた記憶は一応あるんだけど。凄い。舞台化もできそうな限られた場所で展開するサスペンスと、静かだけどキレてる暴力の描写。ひたすら血を流し、痛えよお怖えよおと泣くリアルさ。シナリオは警察の側の作戦はあれでいいのかということを感じさせない見事な構成展開起承転結。でもそれ以上の口では語れないパワーとかいうことはいいたくないんだけど、独特の張り詰めた空気がある。こいつぁ確かに凄いのだ。
ジョン・カーペンター「遊星からの物体X」。クラシックだね。荒木飛呂彦に影響大だし、_X_Files_も真似してるし「BE FREE!」にもある。
「ウテナ」最終回「いつか一緒に輝いて」。美事。分かんないけど。見せた。最後までバーベキューするわジュース飲むわだし、J.A.シーザーも歌ってるし、あとは作画もいいってことかな。この回の一連の動きの背景にあるアンシーの背負っているものを把握していないので何とも判断はできないのだが。ラストのウテナが(王子様になれず)消えてアンシーがそれを探しに学園を出るというのも意味が掴めていない。アンシーの革命はあれで成ったのかね。ウテナはディオスの力を手に入れたのか。アンシーと通じたことでウテナの革命は成ったのか。いろんな解釈が可能だ。「AM」やニュースが賑わうだろう。でもあのラストは地味だったような。
24:36
***。
26:05
三船敏郎死去。今NHKのニュース速報。しかしIRCでは一時間以上前に流れていた。
一番簡単な解釈は世界とは自分が見知っている周囲だけの狭い世界のこと。あの中では鳳学園。アンシーにとってかな。あの学園は無茶苦茶広いがその中だけで話が展開する狭い空間。僕にとっても学校。附高では幼稚園からずっといるのは狭い世界しか知らないで弊害があるとはよく聞いた。京都大学に来てもまだ狭い。バイトをしてもマンオケでいろいろやってもまだ狭い。環境だけでなく人間関係も含めてね。少しずつ何度か世界を革命しているけどいつまでたっても狭いまま。知らない世界はいくらでもある。普遍的につきまとうテーマなのだ。世界の殻を棺桶を鳳学園の門をを破らねばいけない。
12/25(木) 25:29
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アントニオ・タブッキ「供述によるとペレイラは・・・」。好きだ。好きな小説だ。ラストの感動が、だ。構成もいいのだ。展開の仕方もナラティヴ・ストラクチャでも。完璧な小説、かもね。政治的なレジスタンス的な革命的な舞台ってのも引き付けられるし。最初、というかほぼ最後までロッシのことを若さゆえに情熱だけで行動している、或いはマルタの影響で行動している、ということで批判的に見ていた。本当は僕もそういうのは好きなのだけど、方法論的に問題があると。無茶、無駄をしていると。その意志だけでも尊い筈なんだけど、年功者のペレイラの視点から見れば、無意味にも見える。文化だけに関心を寄せて、政治的なものの存在自体を軽蔑して超然としている態度も、ありだ。悪くないと思った。ジェイコブ・ホーナーもそういっている。でもやっぱり政治的なことを考えるべきなのだということになっていく。行動については簡単には決められないが、考えることは折角自由なのだから自由に考えるべきだ。というのは現在の僕の態度でもある。行動には移せない。無駄な行動はしたくないし、影響のある行動を取れるシチュエーションには恵まれない、だけか。なんてことまで考えなくても、これはいい小説だ。ラストは痛快さを持たせるということをちゃんと把握して書かれているから、読み終えて今、とっても気分がいいのだ。
12/26(金) 18:31
当る寅歳吉例顔見世興行。「菅原伝授手習鑑」から「車引」。華やかに始まる。吉田神社に参ってみるか。「近頃河原達引」は一転して地味な芝居。こういうのは僕の歌舞伎観からは外れるのだが。中途半端なリアリティだもん。猿の動きの面白さも小さすぎる。「勧進帳」。これを待っていた。松本幸四郎だし見所満載と期待していたが、前半勧進帳を読み上げ山伏問答あたりまではどうも盛り上がらない。盛り上げる演出もできる筈だけど。でも最後の踊りから弁慶が一人花道に残ってというところはやっぱ最高。高麗屋っ。ここで「父ちゃんそっくり」と声をかけた人がいた。「名調子」「じっくりと」てな掛け声も聞けて、いいBGMだ。「コモチ山姥」。これも雁治郎の踊り。よかった。吉右衛門は見るところなかったけど。ラストの殺陣のところは長過ぎた上びしっと決めずに終わった不満はある。荒事は楽しいからどんどんやってほしいのだけど、クライマックスまでじっくり進めてだんだん盛り上げて一瞬で決めるからいいんだよな。でもこの演目に期待はなかったけどちゃんと最後を飾った。
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25:49
賀状書く。取りあえずI平K介K岡S平と、O黒さんW辺さんH崎さん。
26:55
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12/27(土) 26:45
K介が一時退院。食事以外は普通にできる。
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12/28(日) 17:16
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25:07
タブッキ「遠い地平線」。「おかしな」話。その不条理の主体が視点人物で、という話ならいくらでもありそうだけど、現実には何も起こってなくて一人空回りをしているだけということが最後にはっきりとすらっと明かされるところが新しい。と思う。
「ウテナ」「七実の大切なもの」。七実のブラコンはその程度も含めて決して斬新なものではないが、描き方はシビアでいいものがある。「ウテナ」のどの登場人物の立場も、ある意味ステレオタイプでありながら、何か突出したものがある。「過剰演出」という言葉がニュースでは飛び交う。その成功かな。演劇を意識して作られているという意見が面白い。実写と舞台とアニメの違いを挙げてね。
12/29(月) 25:42
部屋を掃除する。
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パパまだ帰らない。
25:48
父帰る。
12/30(火) 26:05
肩が凝って頭が痛い。親二人と大買物。
「踊る大捜査線SP」。笑いはうまく継承しているがドラマがどうも。
12/31(水) 28:53
大掃除はさしてすることなかったが、僕は風呂を。
紅白は今年は面白味がなかったな。麻雀打ちながら見たりしたけど。ヒットしたのは既に聴き飽きているのだ。GLAYの「HOWEVER」なんかは追っ掛けてるわけでもないのに死ぬほど聴いたぞ。濫造の後には荒廃が、ってことになるのかな。あと前にも書いたが広末反町松ってのが気に入らん。広末はノリで乗り切れるにしても反町はひどかった。そりゃ「天城越え」なんかはやっぱ、てのがあるけど。よかったのは前田愛、とか。
後は父を残して御霊神社まで。すっかり越してから年越しそば。
***、**。
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