ATONEMENT ISSUE !

クリスチャンがユダヤ人を迫害したという過去の歴史の事実を謝罪しなければならないというのは非常に重要なキリスト教会の懸案事項である事を此処に忘れられてしまう前に提起したいと思います。ユダヤ人を600万人も殺害したナチスも自らをクリスチャンの国家であるとしていました。中世ヨーロッパの迫害もこの通りです。この認識による積極的和解の歩み寄り無しにはMJはありえません。聖書の正しい理解の
ためにもユダヤを無視することは出来ないと言うクリスチャンの皆さんのご意見には全面的に賛成です。一部のキリスト教会でユダヤ人やイスラエルの伝統を語ることがよい顔をされないというのは、残念遺憾な事ですが、それは未だに偏見がしぶとく残って
いるからであると思います。私ももといたキリスト教会でユダヤ民族はキリストをはりつけにした結果呪われて捨てられた民族だという風に初めのころ教えられましたから、
そのままそう思いこんでいる人達は多いと思います。建前では一応人間は皆兄弟だと言っていながらそういう偏見を修正しないのは正しいことではありません。
我々はこうした世界に蔓延する「反ユダヤ感情」を排し、クリスチャンが自らのルーツのユダヤ性を正当に受容・認識することがクリスチャンの成熟した世界観の形成に於いて大切なことであると考えます。一部のキリスト教会では実際にイスラエルの平和が世界の平和と同じであることに気がつき始めており、イスラエルの平和と祝福を祈る事がすなわち自分自身の祝福と恵みになっていることを証ししています。プロテスタント超教派で主催されている「Bridges
for Peace」という団体では、イスラエルとユダヤの為に祈る断食祈祷会を持っていますが、これをお読みになっている皆さんも、そのある場所でご参加下さると幸いです。

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