日本人はJewになりえるか?!

最近ある日本の名の知られている方から「あなたは日本人であるのだからご自分の事をMessianic Jewと言うべきではありません。それは日本人に誤解を与えます。あなたはイエスを主と信じているのですからクリスチャンと名乗るべきです」と言われました。私はまた実に興味深い事をおっしゃる方であると思いました。

私はこのことについては、次のように単純に考えたいと思います。このHPのイントロダクションにも述べられていますように、「MJになるために、あなたがユダヤ人である必要はありません」というのが一つの明快な回答です。ヨシアとカレブを助けたエリコの異邦人の女ラハブ、またモアブ人のルツは、イスラエルの神を主と受け入れて、その戒めに従う信仰告白をして、イスラエルの中に数えられるようになり「神の民」としての特権と責任と義務を共有することが許されました。異教徒出身の人ですら、信仰と決断によってユダヤ人となりえるのです。ですから、我々も例え日本人であったとしても、イエスを神の子救い主メシアであることを認めるならば誰が何と言おうと、「メシアニック」であり、トーラー(モーセ五書)を尊重して神の戒めを守り第七日の安息日を守っている以上は「Jew」なのです。正統派のユダヤ教のジューのラビは「いくら両親がユダヤ人であったとしても、第七日安息日などの戒めを顧みない者はユダヤ人とは言えない」と定義していますが、それならば逆に異邦人であっても、トーラーを評価してこれにリスペクトを払って従うもの はジューなのです。ですから「クリスチャン」と「MJ」の違いは、クリスチャンはイエスキリストを受け入れるので「メシアニック」でありますが、神の戒めを守ることの意義を必ずしもフェアに強調しないので「ジュー」ではありませんが、「MJ」は両方受け入れるのです。

もちろん私は、「クリスチャン」と「MJ」との違いが一方を他方を排除せしめるような考え方に断固反対します。「MJ」は「クリスチャン」によって支えられ助けられ互いの違いを尊重しながら発展してきているからです。「クリスチャン」の立場のままでMJに関心を持って参加して下さる方もかなりいらっしゃっていますが、それはそれで互いに受け入れられています。

そういう訳で私はこの有名な先生に、上の如くに弁明しましたが、さて、わかって貰えたのやら。ちなみにこの「有名な先生」というのは中川健一先生だったりしますが。

文責 :長谷川寿紀


This page hosted by Get your own Free Home Page

1