Verse

Apple Pie In My Eye

僕（ぼく）のアップルパイ

おばあちゃんのアップルパイのように
オープンから出（だ）されたばかりの　できたてのほやほや
窓（まど）の下（した）に置（お）かれて　冷（さ）めるのを待（ま）ってる
砂糖（さとう）を　軽（かる）く　振（ふ）りかけられて
甘（あま）いけど　でも甘（あま）すぎない
とてもたまらない
一切（ひとき）れだけじゃなくて　
全部（ぜんぶ）独（ひと）り占（じ）めしたい
そのぬくもりを手（て）で感（かん）じて
香（かお）りを思（おも）い切（き）り　吸（す）い込（こ）んで
それから　一口（ひとくち）ずつおいしさを味（あじ）わいたい
でも、ああ、僕（ぼく）の分（ぶん）を待（ま）たなくちゃ
みんなと分（わ）け合（あ）わなくちゃ

１９９９年４月　Ｓ．Ｊ．Ｄａｌｇｌｅｉｓｈ
Copyright (C) 1999 (April) S. J. Dalgleish

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Rampart Moon

守月

白（しろ）く輝（かがや）く　静（しずか）の海（うみ）が　
僕（ぼく）の顔（かお）を照（て）らす
悲（かな）しげな光（ひかり）が
僕（ぼく）の頬（ほほ）を　したたり落（お）ちる

僕（ぼく）は　なくした愛（あい）の　呪（のろ）いの言葉（ことば）を投
（な）げかける
悲（かな）しみに沈（しず）む月（つき）に向（む）かって
どうやって僕（ぼく）は自分（じぶん）の言葉（ことば）から　僕（ぼく）を
（まも）ることができるのだろう
自分（じぶん）の心（こころ）に鞭（むち）を打（う）つような言葉（ことば）
から

今（いま）の僕（ぼく）は立（た）ち上（あ）がることができなくて
このまま動（うご）けないように見（み）えるだろう

ああ、アルキュオーンがきて、
僕（ぼく）の波（なみ）うつ感情（かんじょう）を鎮（しず）めてくれたら
Copyright (C) 1999 S. J. Dalgleish

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