キノコ種別のシロシビン・シロシン含有量(サイロシビン・サイシン)

上にあるものほどシロシビンの含有量が高くなってます。P=シロシベ です。     

 

種類 % シロシビン % シロシン % バイオシスティン 参照
P. azurenscens 1.78 0.38 0.35 Stamets and Gartz 1995
P. bohemica 1.34 0.11 0.02 Gartz and Muller 1989; Gartz (1994)
P. semilanceata 0.98 0.02 0.36 Gartz 1994
P. baeocystis 0.85 0.59 0.10 Repke et al. 1977; Beug and Bigwood 1982(b)
P. cyanescens 0.85 0.36 0.03 Stijve and Kuyper 1985; Repke et al. 1977
P. tampanensis 0.68 0.32 n/a(不明の意) Gartz 1994
P. cubensis 0.63 0.60 0.025 Gartz 1994; Stijve and de Meijer 1993
P. weilii 0.61 0.27 0.05  
P. hoogshagenii 0.60 0.10 n/a(不明の意) Heim and Hofmann 1958
P. stuntzii 0.36 0.12 0.02 Beug and Bigwood 1982(b); Repke et al. 1977
P. cyanofibrillosa 0.21 0.04 n/a(不明の意) Stamets et al. 1980
P. liniformans 0.16 n/d 0.005 Stijve and Kuyper

バイオシスティンはキノコに含まれる成分で、アルコールと一緒に摂取すると大変危険です。たぶんこれも「きのことアルコールをいっしょにとってはいけない」といわれる所以なのかもしれません。

(シロシビンは 3-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-インドール-4-イルリン酸エステルと呼ばれる物質で、シロシンは3-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-インドール-4-オール と呼ばれるもので、どちらも麻薬取締法の対象となっています。つまり抽出は違法です。)

 

 

ムスカリン系のきのこは、ベニテングダケですがこれにはムッシモール ・イボテン酸などが含まれています。通常ベニテングダケを食べてその毒だけで死ぬことはありませんが、あまり多く食べると危険ですし、非常に毒性の高いものがあることも事実です。

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