DMTとは?
DMTは、NN−Dimethyltryptamineのことで、トリプタミン系の幻覚作用を持つ物質。 南アフリカやインカなどで儀式の時にシャーマンが使用していた。彼らの使用法は植物の中に含まれるDMTを思いっきり鼻の中に吹き込む、あるいは喫煙すること。DMT単体で口頭摂取しても分解されるために、口頭摂取の際にはMAO阻害剤作用を持つ物質・植物を用いる。 DMTは猛烈で思いもよらないような効き目(死んだような体験、精神変容的な体験)を引き起こすので、レイブやパーティのためのドラッグではない。セッティングをきちんとして計画的に取るべきである。(そうでないとパニックを引き起こしかねない。) MAO阻害剤と使用するのはアヤワスカと呼ばれる方式で、口頭で摂取できるようになる。作用が10時間から15時間と長くなる。MAOI剤の扱いは知識がないと難しく、また危険であるので、もしやりたい人はしっかりと調べること。下手に使用すると高血圧などを起こして死ぬこともある。(いっしょにとってはいけない食べ物はモノアミンを含むチーズやレバー・ソラマメ・ビールワインなど。それから、他のMAO阻害作用のある薬との併用、抗うつ薬などとの併用も避けて下さい。)植物では、ヨポ、ファラリス(DMTを含む)+ハルマラ(MAOI阻害剤)などの組み合わせで使用される。抽出は違法です。
シャーマニズムの中で使用されてきた、歴史あるドラッグです。軽軽しくレクリエーショナル目的で使用されるべきものではありません。 |