イントロダクション
　最近では 5-MeO-DIPT (N,N-Diisopropyl-5-methoxytryptamine) が”研究目的”のマーケットで扱えるようになってきました。この物質は、リクリエーション目的としても、真剣な精神的な研究の上でも興味深いツールです。感覚や触覚が増大し、別名「フォキシー・メソキシィ（メトキシー）」と呼ばれています。

　この文章を書いている時点では、 5-MeO-DIPT はアメリカでは違法ではありません。（注：日本でも）正しい知識を広めることと、責任ある使用をすすめることによって、このすばらしい化合物が　規制されるのを防ぐことができると思います。

　5-MeO-DIPT 白い結晶状です。インドールアルカロイドを持つために、インドールの強い香りがし、味はよくありません。他の似た物質と同じように、セロトニンの再吸収抑制の働きを持っているようです。密封した容器の中に入れ、温度の低い、冷たい場所に保存してください。

　ほとんどの場合、 5-MeO-DIPTは吐き気をもよおさせます。 Loperamide ( Immodiumのような下痢止め作用を持つ医薬成分が入っている薬)を使うと、ＤＩＰＴの身体に対する悪影響が抑えられるという報告もあります。


責任を持って使おう
　5-MeO-DIPT はとても強い物質です。もしも１ｍｇが計れるスケールを持っていないならば、簡単にオーバードーズしてしまうでしょう。目で量を計ってこの物質を使用することはあまり良い考えではありません。なぜなら、この物質において　使用量と、効き目の関係は急カーブを描いて一気に上昇していくからです。

　過去の例から学べば、おそらく　 5-MeO-DIPTが他の幻覚剤のように　”違法ドラッグ”　となる運命をたどるのを防げます。この物質が人体の使用のために売られることがあってはならないのです。これは不道徳で違法で、バカげた行動です。たとえば、２−ＣＢは、フェネチラミン系の物質で、似たような効果を持っていますが、会社が人間の使用のために売り出したとたん　すぐに違法ドラッグにされてしまいました。

　注意すべき点は、他の精神変容的な化学物質と同じです。

　
・車の運転をしないこと

・機械の操作は避けること

・この物質についてなんの予備知識を持っていない人には与えないこと

・妊娠、または育児をしている間は使わないこと

　あなたが成熟した精神的なレベルに達していないと考えられる場合も避けるべきです。もし他の薬を飲んでいる場合、また精神状態がよくないときなども　なるべくこの物質をとらないほうがいいでしょう。

使用量と効き目
　まず最初に、使用量と効き目は個人によってずいぶん差があることを覚えていてください。お腹がすいているとか、お腹いっぱいだとか、（最低１２時間は絶食すると良いです。）気分がどうとか、そういうことによって効き方もすいぶん違ってきます。こういうことは全てのサイケデリックドラッグについても言えることですね。個人的には、いちばん良いセッティングは　自分の部屋で、照明を暗くして、お気に入りのゆっくりめの音楽をかけると良いような気がします。一般的には２時間くらいして効き始めて、４時間から６時間するとピークに達します。一部の人は眠れなくなるようです。

　5-MeO-DIPTは使用に対する耐性ができることが報告されています。つまり　数日とか、一週間の間をあけずに同じ量を取った場合はあまり効果が感じられないということです。ＬＳＤに対する耐性もあるそうです。つまりＬＳＤを取ったすぐ後には効果が弱まって感じるということです。

コンビネーション
5-MeO-DIPT は他の物質と相互作用があるそうです。ここで、知られている物質とのコンビネーションの簡単な紹介をしておきます。